ヘアカラーが原因で、頭皮が脂っぽくなる可能性があります


オシャレや白髪染めなどのために、髪を染める方も多いのではないでしょうか。
季節や気分、流行に合わせて髪の色を変えるのは楽しいことですね。

でも、実はヘアカラーが原因で、頭皮が脂っぽくなってしまう可能性があるのをご存知ですか?

ヘアカラーは、薬剤を使ってキューティクル内部に色を浸透させることで髪を染めています。キューティクルを薬の力でムリやり開くため、どうしても髪がダメージを受けてしまいます。

また、ヘアカラーの薬剤は刺激物になるので、頭皮に付着してしまうと炎症の原因にも。

髪や頭皮がダメージを受けてしまうと、保護するために皮脂がいつもより多く分泌されるようになってしまい、頭皮がべたべたした印象になりがちです。

そのため、あまり繰り返し利用したり、頭皮や髪の状態が悪い時に染めたりすると、頭皮の状態が悪くなってしまうので注意が必要です。

ヘアカラーは、髪にダメージを与えてしまいます

ヘアカラーは1剤(アルカリ剤と酸化染料)と2剤(過酸化水素水)の2種類による化学反応で、脱色と発色を行います。

まずはアルカリ剤で髪のキューティクルを開き、2剤の過酸化水素水によって内部のメラニンを分解して髪の黒色を脱色するのです。
その後、酸化染料と過酸化水素水が化学反応を起こして発色し、キューティクルの内部に留まることで髪の色が変わるという仕組みになっています。

ヘアカラーは髪の内部に働きかけるため発色や色持ちがよい反面、アルカリ性の薬剤でキューティクルを開くため髪へのダメージが伴いがちです。

しかも、キューティクルは一度ダメージを受けてしまうと、元に戻ることがありません。
そのため、短期間で繰り返しヘアカラーを利用したり、髪の状態があまりよくない時に行ったりすると、髪のダメージがひどくなって切れ毛や抜け毛の原因となります。

また、ヘアカラーの薬剤は刺激が強いため、頭皮に付着すると炎症を起こす原因にもなります。

髪や頭皮にダメージが加わると、皮脂分泌が増えてしまいます


皮脂は毛穴の近くにある皮脂腺という場所から、保湿や保護、抗菌の目的で分泌されているのです。髪がしっとりつやつやしているのも、頭皮が健康な状態でいるのも適度に皮脂が存在しているからなのです。

しかし、ヘアカラーを行い、「髪がダメージを受けパサつく」、「頭皮が炎症を起こす」などの症状がでると、保護するために皮脂が過剰に分泌されるようになってしまうことがあります。

皮脂分泌が過剰になると、頭皮がべたべたするだけでなく、毛穴を詰まらせて更に炎症を起こしてしまったり、皮脂を栄養とする雑菌が繁殖してしまったりして、頭皮が不健康な状態になってしまうのです。

ヘアカラーが原因で頭皮が炎症を起こしたり、髪がダメージを受けてしまったりすることは誰にでも起こりうることです。
しかし、頭皮は髪に隠れているため、気がつきにくいのが悪化してしまう原因のひとつ。

炎症を起こしているのに何度も繰り返しヘアカラーをしていると、症状が更に進行してしまって大変なことになります。

抜け毛がひどくなる、湿疹ができて痒みが強くなるなど、自然治癒できない状態になってしまうといった可能性もあるので注意してください。

気になる症状が現れている時は、ヘアカラーなどの頭皮に刺激を与える行動を少しお休みして回復を待つのがよいでしょう。

ヘアカラーをする際は、注意が必要です

髪の色を手軽に変えることができるヘアカラーですが、使用する際にはいくつかの注意点があります。

  1. しっかり洗い流す

    ヘアカラーを使った後は、しっかりと洗い流すことが大切です。
    髪に薬剤が残っていると、頭皮や毛穴トラブルの原因になります。

  2. 早めに髪の毛を弱酸性に戻してあげる

    ヘアカラーの薬剤はアルカリ性です。
    そのため、染めたばかりの髪の毛はアルカリ性に傾いた状態になっています。

    アルカリ性に傾いた髪の毛はキューティクルが開きやすい状態になっているため、内側から水分やタンパク質が流出しやすくなりダメージの原因に。

    シャンプーやコンディショナーで弱酸性の状態に戻すようにしてください。

  3. キューティクルのケアをする

    ヘアカラーの使用後は、キューティクルが開いた状態になっています。
    そのため、普段よりもキューティクルを意識したケアをしてください。

    洗髪後のタオルドライも摩擦がないように心がけ、すばやくドライヤーで乾燥させて、キューティクルを閉じてあげましょう。

    また、アウトバストリートメントなどの洗い流さないタイプのトリートメントなどを使い、髪に特別なケアをしてあげると更に効果的です。

(まとめ)ヘアカラーが原因で、頭皮が脂っぽくなることってあるの?

1. ヘアカラーが原因で、頭皮が脂っぽくなる可能性があります

手軽に髪の色を変えられるヘアカラーですが、薬剤を使って染めるため、髪や頭皮にダメージを与えがちです。
その結果、皮脂が過剰に分泌されて炎症を起こし、頭皮の環境が悪くなってしまうことがあるので注意が必要です。

2. ヘアカラーは、髪にダメージを与えてしまいます

ヘアカラーは2種類の薬剤による化学反応で脱色と染色を行います。
キューティクルを開いて髪内部に働きかけるため、どうしても髪にダメージを与えてしまうのです。

また、薬剤が頭皮に付着すると、炎症の原因にもなります。

3. 髪や頭皮にダメージが加わると、皮脂分泌が増えてしまいます

皮脂は、髪の保湿・保護・抗菌の目的で分泌されているため、髪や頭皮にダメージが加わると量が増えてしまいます。

放っておくと、皮脂が毛穴を詰まらせたり、炎症を起こしたりするので注意が必要です。気になる症状が現れたら、ヘアカラーは少しお休みしましょう。

4. ヘアカラーをする際は、注意が必要です

手軽に色を変えられる利点があるヘアカラーですが、使用後はいつもより少し念入りにケアをしてあげましょう。

薬剤をしっかり洗い流すことはもちろん、アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻してあげること、キューティクルをできるだけ早く閉じることなどが大切です。