洗髪が1週間に1回より多くなったのは、比較的最近です


今では1日に1回のシャンプーが当たり前です。

ある調査によると、シャンプーの回数はほとんどの方が1日1回以上と回答しています。

毎日の洗髪は、既に常識になっているといってもいいでしょう。

ところで、そのシャンプーの目的は何でしょうか。

まずは、髪と頭皮の汚れを洗い落とし、清潔を保つことです。

その常識はいつ頃から定着したのでしょうか。

シャンプーという言葉が一般的に使われるようになったのは、1930年代といわれています。

それまで洗髪は、1週間に1回どころか、月に1~2回だったといわれています。

1日1回がごく当たり前のように行われるようになったのは比較的最近のことで、それまで洗髪は日課ではありませんでした。

シャンプーが日常的に行われるようになるまでの歴史の長さを考えると、1日1回が当たり前となってからはまだ日が浅いともいえるでしょう。

シャンプーがない時代では洗髪は月1程度だったといわれています

今では1日に1回の洗髪が常識となっています。

ある調査によると、ほとんどの方がシャンプーの回数は1日に1回、夏場では8割以上の方が、冬場でも7割近くの方が1日に1回はしていると回答しています。

皆さん納得の結果ではないでしょうか。

さて、今から150~400年さかのぼると江戸時代です。

その頃にはどのように洗髪が行われていたのでしょうか。

まず、シャンプー剤はありません。

その代わりに、灰や小麦粉、海藻のフノリなどが使われていたとされています。

1日に1回洗髪していたかというと、そうではありません。

現在のように各家庭にお風呂があり、水道の蛇口をひねれば水が出てくる時代とは違って、水が貴重でした。

お風呂屋さんで洗髪をするのは、お湯をたくさん使うため禁止されていたそうです。

さらに、長い髪を結っていた女性にとって、髪をほどき、洗ってまた結うというのは時間のかかる大仕事だったといわれています。

このようなことから、月1回から2回程度、自宅でお湯を沸かして洗髪したそうです。

シャンプーすることそのものが大変な仕事だったのでしょう。

1週間に1回のシャンプーが定着したのは40~50年前のことです


今では常識となっている毎日のシャンプーですが、いつ頃からこのような習慣が根付いたかご存知ですか。

シャンプーという言葉が登場したのは大正時代、一般的に使われるようになったのは1930年代で、シャンプーのCMによって広まったといわれています。

1950年代に入って、今と同じようなシャンプー剤が発売され、一般的に使われ始めるようになったといわれています。

「5日に1度はシャンプーを」というキャッチコピーがあったということですから、まだまだシャンプーが使われる頻度は低く、この頃は1週間に1回程度だったようです。

それから徐々にシャンプーの種類と共に回数も増えて、1日1回が定着するようになったといわれています。

シャンプー剤を使わない時には何もしていなかったのではなく、洗髪には石鹸が使われていました。

洗髪のポイントは皮脂のコントロールです

昔も今も髪と頭皮を清潔に保つことが洗髪の第1の目的です。

ほこりなどの汚れを落とすこと、汗や皮脂を洗い流すことに、変わりはありません。

頭皮も顔や手足など他の皮膚と同じように、常在菌がいます。

その常在菌が、皮脂や古い頭皮の処理、感染症などを引き起こす他の菌から頭皮を守る働きをしています。

したがって、常在菌のバランスが崩れると頭皮トラブルが起こりやすくなるのです。

洗浄力が強すぎるシャンプーを毎日使うことで、皮脂を取り去りすぎてしまっているという考え方もあるでしょう。

有名人の中にも毎日シャンプーしないことを公言している方がいらっしゃいます。

中村アンさんや君島十和子さんは数日に1回、男性では、五木寛之さんが2か月に1回しか洗髪しないそうです。

皮脂の分泌量は人それぞれですので、毎日のシャンプーを避けることが健康的な頭皮を作るとは、必ずしもいいきれません。

ご自身に合ったシャンプー剤や洗髪回数を見つけて下さい。

(まとめ)洗髪は1週間に1回以下というのが常識だったって本当ですか?

1. 洗髪が1週間に1回より多くなったのは、比較的最近です

昔、女性は長い髪を結っていたので、洗髪は女性にとって大仕事でした。

現在のように毎日洗髪をしていませんでした。シャンプーが広く一般的に行われるようになったのは、比較的最近のことです。

2. シャンプーがない時代では洗髪は月1程度だったといわれています

シャンプー剤がない時代、洗髪は1か月に1~2回でした。水が貴重だったため、お風呂屋さんでの洗髪は禁止されていました。

洗髪料として灰や小麦粉を使い、自宅でお湯を沸かして1日がかりで洗い上げたといわれています。

3. 1週間に1回のシャンプーが定着したのは40~50年前のことです

1950年代に「5日に1度はシャンプーを」というキャッチコピーがありました。

この頃はまだシャンプーは毎日ではなく、洗髪には石鹸が使われていました。

その後、徐々にシャンプーの習慣が定着するようになりました。

4. 洗髪のポイントは皮脂のコントロールです

今も昔も、洗髪の目的に変わりはなく、髪と頭皮を清潔に保つことです。

洗浄力の強いシャンプーは、皮脂や常在菌のバランスを崩す可能性があります。

洗髪のポイントは皮脂のコントロールです。