フケを放置すると育毛環境が悪化し、切れ毛や抜け毛が起こります


多すぎるフケは頭皮からのSOSシグナルです。

毎日シャンプーしていても気になるほどフケが多い場合、これまでのお手入れを見直す必要があるということなのです。

もし、シャンプーやヘアケア方法を変えずにフケを放置しておくと、頭皮環境がますます悪化して、かゆみや皮膚炎が起こります。

そして頭を掻けば、頭皮を傷つけてしまいます。

シャンプーで力任せに頭皮を洗っても、頭皮がより傷つくだけで、フケの原因を取り除けません。

また、頭皮に過剰分泌した皮脂とフケが合わさって、毛穴をふさいでしまいます。

すると毛髪が毛穴から出られなくなります。

また、脂っぽい頭皮では血行が悪化し、バリア機能が弱くなって、切れ毛や抜け毛が起こります。

フケ対策のヘアケアには、シャンプーを変える、毛髪の洗い方や乾かし方を変える、頭皮を保湿するなどの方法があります。

また、普段の生活でできるフケ対策としては、食生活を整える、紫外線を避ける、ストレス解消する、十分な睡眠をとる、飲酒や喫煙を減らすなどがあります。

フケ対策を行っているにもかかわらず、フケが一向に減らず、頭皮が赤くなって炎症を起こしているような場合は、アトピー性皮膚炎や疥癬など皮膚疾患が起きているかもしれません。

そのような時は皮膚科で治療を受けましょう。

フケ対策のシャンプーを使い、洗って乾かしましょう

毎日何回も洗髪しても、またフケが出てくる場合、洗いすぎで頭皮が乾燥していることが原因かもしれません。

乾燥を防ぎ、頭皮を刺激しないために、洗髪は1~2日に1回にとどめましょう。

石鹸シャンプーや高級アルコール系シャンプーは洗浄力が強く、弱った頭皮に過剰な刺激を与えます。

シャンプーはアミノ酸系のものを選びましょう。

洗浄力は弱いですが、毛髪や頭皮に優しいシャンプーです。

また、頭皮についた脂やフケを落とそうと、力を入れて洗うのは逆効果です。

泡を使って優しく洗いましょう。

そして洗髪後は、きちんと、毛髪と頭皮を乾かしましょう。

洗髪回数が少なくても、きちんと乾かすことで頭皮における雑菌の繁殖を防ぎます。

できればセラミド入りのローションで頭皮を保湿しましょう。

セラミドは、水分を皮膚から蒸発しにくくします。

適度に保湿された頭皮は、過剰な脂の分泌が抑えられます。

フケを減少させる4つの生活習慣

  1. 十分な睡眠

    睡眠は、体や脳の疲れをとり、日中の活動で頭皮や毛髪に受けたダメージを回復させます。

    眠っている時というのは、新しい健康な頭皮を作り出す時間になります。

    質の良い睡眠はストレス解消と成長ホルモン分泌に貢献します。

  2. 適度で定期的な運動

    運動は、血行を良くし、頭皮に栄養が届きやすくする他、ストレス解消や気分転換になります。

  3. フケを減らすための食事と嗜好品

    血管を縮めるタバコとアルコールは控えるか、止めましょう。

    揚げ物の食べ過ぎは、イコール脂のとりすぎになるので控えましょう。

    同じ食材でも、揚げずに茹でたり、煮て食べたりすると、脂の摂取量を減らせます。

  4. 紫外線に直接当たらない

    紫外線を浴びると頭皮や毛髪が乾燥し、フケが出やすくなります。

    帽子や日傘、スカーフなどで頭皮を守りましょう。

病状があれば皮膚科を受診しましょう

  1. 脂漏性皮膚炎

    頭皮に常在するマラセチア菌が、過剰分泌された皮脂により増えすぎ、頭皮にかゆみや炎症を起こします。

    抜け毛や薄毛の原因になります。

    ステロイドや抗真菌薬の塗布、殺菌成分入りシャンプーの使用で治せます。

    これらの薬やシャンプーは医師の処方が必要です。

  2. フケやかゆみがある皮膚の病気

    フケが出る病気の場合、その病気を治療しないとフケはおさまりません。

    例えば以下のようなものがあります。

    • 尋常性乾癬
      タオルで毛髪をこすると起こりやすく、魚の鱗のような湿疹ができます。
    • 頭部白癬(しらくも)
      白癬菌によるもので、抜け毛が起こります
      脱毛症や脂漏性皮膚炎と間違えられやすいです
    • アタマシラミ
      幼児に多く、卵はフケと間違えやすいです
      卵が孵ってシラミになると頭皮の血を吸って、かゆみを起こします
      駆除剤の入ったシャンプーを使ってシラミやその卵を駆除します
    • アトピー性皮膚炎
      体質的に肌のバリア機能が弱いために頭皮が乾燥してフケが出てきます

(まとめ)フケを放置すると毛髪や頭皮はどうなりますか?

1. フケを放置すると育毛環境が悪化し、切れ毛や抜け毛が起こります

毎日の洗髪でも出るフケは頭皮からのSOSです。

そのまま放置しておくと、頭皮環境が悪化して抜け毛や切れ毛になります。

お手入れ方法を変え、生活習慣を整えることで、フケは減少します。

しかし、皮膚疾患によるフケの場合は、皮膚科を受診しましょう。

2. フケ対策のシャンプーを使い、洗って乾かしましょう

頭皮に刺激の少ないアミノ酸シャンプーを使い、こすらずに優しく洗いましょう。

1日に何度も洗髪するのはやめましょう。

洗髪後はきちんと毛髪と頭皮を乾燥させ、菌の繁殖を防ぎましょう。

ローションで頭皮を保湿しましょう。

3. フケを減少させる4つの生活習慣

十分な睡眠は頭皮と毛髪のダメージを回復させます。

適度で定期的な運動は血行を上げ、ストレス解消になります。

喫煙飲酒と脂ものを控えることで、血管の収縮を避け、脂のとりすぎを減らします。

紫外線は頭皮と毛髪を乾燥させ、フケの原因になります。

4. 病状があれば皮膚科を受診しましょう

頭皮に増えすぎた皮脂により脂漏性皮膚炎になった場合は、皮膚科での治療が必要です。

また、尋常性疥癬、しらくも、アタマシラミ、アトピー性皮膚炎は、フケやフケ状の外観のものが出て、抜け毛などが起こります。

これらのフケに対しては治療が必要です。