アレルギーによってフケが増えることもあります


アレルギーが原因でフケが増える可能性があります。

頭皮にアレルギー症状が現れると、それが原因でかゆみを伴う湿疹や炎症が現れ、その結果としてフケが増えることがあります。

アレルギーの原因としてはさまざまで、花粉やハウスダストなどだけでなく使っているシャンプーなどのヘアケア商品が合っていないということもあり得ます。

なかなか治らないフケ、繰り返すフケの症状がある場合、一度皮膚科で診てもらうと良いでしょう。

アレルギーとは免疫システムが過剰に働くことで起きるものです

そもそものアレルギーが起きる原因は、体の免疫システムが過剰に働くことにあります。

体になんらかの異物が侵入したとき、その異物をやっつけて体を守ろうとします。

健康を維持するために欠かせない仕組みですが、これが過剰になると、攻撃する必要のない物質まで攻撃するようになってしまい、アレルギー症状が現れます。

外からの異物のことを抗原と呼び、それに対抗するものを抗体と呼びます。

抗体が抗原に反応するときに、肥満細胞という免疫に関わる細胞とくっつくと、ヒスタミンと呼ばれる化学物質を放出します。

ヒスタミンは炎症性物質で、ヒスタミンと結びつく受容体を持つ細胞とくっつくとかゆみなどの症状を引き起こします。

アレルギーを引き起こす抗原となるものはひとによって異なります。

代表的なものに花粉症を起こすスギ花粉があります。

ほかにもハウスダストや動物の毛、食べ物などその種類もさまざまです。

子どものころはアレルギーがなくても、大人になってから発症するということもあります。

アレルギーによって頭皮にかゆみや炎症が起きるとフケの原因になり得ます

アレルギーによってフケが増えるのは、頭皮にアレルギー症状が現れた場合です。

まず頭皮にかゆみが出ることで掻いてしまうと、頭皮の表面が無理やりはがれて大きなフケになってしまうことがあります。

また、アレルギーによって頭皮に炎症が出ると頭皮を守るバリア機能が低下しがちです。

皮膚の表面や内側の角質細胞がきちんと整い、外部刺激から肌を守ったり内側の水分の蒸発を防いだりしているのが肌のバリア機能です。

この働きが低下すると外からの刺激にさらに弱くなりますし、内側からの水分が逃げて肌が乾燥しやすくなります。

このような状態だと頭皮の新陳代謝が乱れやすく、本来のリズムで肌の代謝が行われなくなる可能性があります。

新陳代謝が乱れることで、古い角質が塊として剥がれやすくなりフケを増やすといわれています。

アレルギーによって頭皮が乾燥しやすい状態になるのと反対に、頭皮の乾燥が原因で炎症が起きることもあります。

乾燥によって頭皮のバリア機能が低下し、刺激に弱くなることでかゆみを伴う炎症や湿疹が起きやすくなります。

これを皮脂欠乏性湿疹などと呼びますが、アレルギー体質のほうが起こしやすいといわれています。

生活習慣などを見直して症状を軽減させましょう

アレルギーが原因でフケが出る場合の対処法はいくつかあります。

まずはアレルギーが原因であるかをきちんと判明させることが大切です。

なにによってアレルギー反応が出ているか分からないと、原因を取り除くこともできません。

服薬が必要なこともあるので、一度皮膚科を受診することをおすすめします。

次に身近なところで行える対策について考えてみましょう。

アレルギーが原因の炎症が起きている場合、頭皮はとても敏感な状態です。

一般的なシャンプーやヘアケア商品だと刺激が強すぎることもあるので、できるだけ低刺激なものを選ぶようにしましょう。

低刺激なシャンプーを使うことは、頭皮の乾燥予防にもなります。

アレルギーは免疫機能の過剰反応が原因ですが、ストレスや寝不足が原因で免疫機能のバランスがおかしくなるともいわれています。

免疫機能の調節に関係しているのは自律神経です。

自律神経のバランスが悪くなることで、アレルギーを起こしやすくなるというわけです。

自律神経には活動時に優位になる交感神経と、リラックスするときに優位になる副交感神経があります。

夜遅くまで起きていたりストレスがかかったりすると、交感神経が活発になりすぎて使われ過ぎた自律神経の働きが鈍くなるといわれています。

すると副交感神経が代わりに働くのですが、副交感神経優位の状態が続くとアレルギー反応が強くなりやすいと考えられています。

自律神経が乱れると新陳代謝が悪くなることでも、頭皮環境に良くないとされます。

そのため自律神経バランスが乱れないように生活環境を整えることも大切です。

(まとめ)減らないフケの原因はアレルギー?

1.アレルギーによってフケが増えることもあります

アレルギー症状が頭皮のかゆみや炎症に繋がり、その結果フケが増えることがあります。

フケがなかなか治らない、繰り返すというときには一度皮膚科を受診すると良いでしょう。

2.アレルギーとは免疫システムが過剰に働くことで起きるものです

そもそもアレルギーというのは、体の免疫システムが過剰に働くことが原因にあります。

誰にでも起こり得るもので、その原因となる物質は人それぞれ異なります。

アレルギーは大人になってから発症することもあります。

3.アレルギーによって頭皮にかゆみや炎症が起きるとフケの原因になり得ます

アレルギー症状が頭皮に現れ、かゆみを伴う炎症などが出ると頭皮を掻いてしまいフケを出す原因になります。

頭皮が荒れることで新陳代謝にも影響し、フケが出やすい状況にもなり得ます。

頭皮が乾燥しやすく悪循環にも陥りやすいです。

4.生活習慣などを見直して症状を軽減させましょう

刺激の強いシャンプーやヘアケア商品を避け、敏感になっている頭皮への刺激を減らしましょう。

アレルギー症状を軽減には、夜更かし改善やストレス解消が効果的ともいわれています。