貧血で髪が抜けるなどの症状が出ることがあります


女性の中で貧血に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

この貧血は体内が酸欠状態や栄養不足になることによって、さまざまな症状を引き起こします。

髪が細くなったり、抜けたりすることも貧血の症状に含まれるのです。

貧血による髪への影響を防ぐためには、鉄分をはじめとした栄養素をバランス良く摂ることがおすすめです。

貧血による酸素・栄養不足でめまいや動機、抜け毛などさまざまな症状が起きます

貧血とは、何らかの原因で体内の鉄分が欠乏し、血液が上手く作られなくなる、また赤血球やその中に含まれるヘモグロビンが減少するといった状態のことを指します。

ヘモグロビンは全身を巡って酸素や必要な栄養素を運ぶ役割を果たしています。

これが減少してしまうと全身が酸欠もしくは栄養不足に陥ってしまうのです。

その結果、体にはさまざまな症状が出ます。

めまいや立ちくらみなどは、脳に酸素が十分にいきわたっていないために起こる症状です。

体に疲れがたまるなどの症状は、体内の疲労物質を血液が運べずに蓄積するためです。

また、貧血の状態では心臓ができるだけ全身に血液を送ろうと働くため、過剰な負担がかかります。

それによって動悸が起こってしまうのです。

そして、髪が細くなったり抜けたりする症状は、血液が毛乳頭にいきわたらないために毛母細胞の新陳代謝が低下し、毛乳頭の働きも弱まることが原因です。

最近髪に元気がなくなった、薄くなったという人がいれば、もしかしたら貧血によるものかもしれません。

めまいや立ちくらみなどの症状は、あまり重要視せずにそのまま放ってしまう人も少なくありません。

そのため、貧血の症状が髪にまで到達していることに気づかない人も多いのです。

貧血の代表的な症状のある人は、知らない間に薄毛が進行している可能性もあります。

貧血と毛周期には深い関係があります


貧血は体にさまざまな症状をもたらし、髪にも影響を与えます。

細くなってハリやコシを失ったりパサパサしたり、また進行すれば抜け毛に発展したりしてしまうこともあるのです。

これは前述のとおり、血液中のヘモグロビンが減少することによって毛乳頭に酸素や栄養素がいきわたらなくなり、髪が弱ってしまうことが原因です。

そして貧血は、髪の生成に影響があるだけではなく、毛周期にも大きなダメージを与えてしまうのです。

健康な状態の毛周期は活発な成長期があり、そこから休止の準備に向けて退行期が訪れ、その後しばらく休止期に入ります。

休止期を過ぎるとまた髪の生成が始まり、成長期に入っていくわけです。

正常に髪が生えたり抜けたりするのは、この毛周期が保たれていることによるものなのです。

そのため、毎日数十本の抜け毛はありますが、これは正常の範囲です。

しかし、貧血状態になるとこの毛周期に乱れが起きます。

本来であれば毛周期はゆっくりと移行するものですが、貧血によって毛乳頭の働きが低下することで、成長期の毛根が退行期を経ずに急激に休止期に入ってしまうことがあるのです。

その結果、多くの毛根が休止状態になり、たくさんの髪が抜けていきます。

これを休止期脱毛症と呼び、貧血の症状のひとつに数えられるのです。

貧血の改善には鉄分不足を補うことが必要です

こうした貧血状態を改善するためには、鉄分不足を補うことが必要となります。

欠乏した鉄分を食事で摂取して、血液が正常に生成されるようにするのです。

鉄分を多く含む食品には、動物性のものなら赤身の肉やまぐろ、かつおなどの魚類、あさりやカキ、しじみなどの貝類があげられます。

植物性のものでは、大豆や小松菜、ひじきなどです。

動物性の鉄分をヘム鉄と呼び、植物性のものは非ヘム鉄と呼びます。

一般的にヘム鉄の方が体内へ吸収されやすいといわれているため、動物性のヘム鉄を積極的に摂るのがおすすめです。

ただし、鉄分だけを摂ればいいわけではありません。

鉄分が血液となるためには、多くの栄養素が必要です。

例えば赤血球には、鉄分をはじめとしてタンパク質やビタミンB12、葉酸といった成分が必要なのです。

赤血球に含まれるヘモグロビンも鉄分だけではなくタンパク質などの成分で構成されています。

そのため、それらの栄養素を鉄分と一緒に摂らなければ、血液を正常に作ることができません。

貧血は鉄分不足が主な原因ですが、赤血球を作るビタミンB12や葉酸などの成分が不足しても貧血になりえるのです。

鉄分の摂取と同時にバランスの良い食生活を心がけ、鉄分を体内で十分に生かせるようにしましょう。

(まとめ)貧血で髪に出る症状ってどんなもの?

1.貧血で髪が抜けるなどの症状が出ることがあります

女性には貧血に悩んでいる人も多くいます。

貧血により体内に酸素や栄養素がいきわたらなくなり、髪が細くなったり抜けたりすることもあります。

抜け毛を防ぐためにも、鉄分をはじめとした栄養素をバランス良く摂るようにしましょう。

2.貧血による酸素・栄養不足でめまいや動機、抜け毛などさまざまな症状が起きます

貧血は、血液が上手く作られず赤血球やヘモグロビンが減少するものです。

それによって全身に酸欠や栄養不足が起こり、さまざまな症状が起こります。

髪が細くなったり、抜けたりするのは酸素や栄養不足で新陳代謝が低下するためです。

3.貧血と毛周期には深い関係があります

貧血は髪の健康に影響を与えますが、正常な毛周期を乱れさせてしまうことがあります。

通常は成長期から退行期、休止期とゆるやかに移行しますが、貧血によって成長期から急に休止期に入ることもあり、髪が抜けてしまうです。

4.貧血の改善には鉄分不足を補うことが必要です

貧血を改善するためには、食事で鉄分を摂取して補うことが必要です。

鉄分は動物性の赤身肉、まぐろやかつおなど、植物性の大豆や小松菜、ひじきなどに含まれます。

また、赤血球やヘモグロビンを構成する栄養素も鉄分と一緒にきちんと摂ることが大切です。