適度なアルコールの摂取は育毛に役立ちます


職場や家庭など、あらゆる場面でストレスを感じやすいのが現代社会です。

でも、ストレスをなくすことはできません。だから、ストレスを発散するために、お酒を飲む人は多いと思います。

楽しくお酒を飲むことでリフレッシュし、上手にストレスを解消することは良いことです。ストレスフルな状態は育毛の大敵なので、飲酒によってストレスを解消できれば、育毛にも良い効果が期待できるのです。

また、お酒を飲むことによって血液の循環が良くなり、頭皮の血行を促進し、髪を作る毛母細胞に栄養が届き、髪が成長します。
このような点においても、飲酒は育毛に有効だと考えられます。

ただし、適量のアルコールに限ります。過度の飲酒は肝臓に負担をかけ、分解できなかったアルコールが抜け毛の原因になるホルモンを増加させます。
また、髪の毛の成長に必要な栄養素をアルコールの分解で大量に消費すると、髪に栄養が届かなくなってしまいます。

これらの理由で、過剰なアルコール摂取は逆効果と言えます。自分に合ったアルコールの量を意識して、お酒を愉しみ、健やかな髪を育てましょう。

ストレスと毛髪の関係

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を24時間休むことなく調整している神経で、交感神経と副交感神経で成り立っています。
活動・緊張モードの交感神経と、修復・休息モードの副交感神経がバランス良く働くことで、人間は健康状態を保っているのです。

ところが、ストレスが蓄積すると、交感神経が優位になりすぎ、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
そして、交感神経が活発になることで男性ホルモンの分泌が増加します。

すると、女性にも男性の脱毛症と似た症状が現れます。また、過度なストレスが続くと、血管が収縮されるため、血行不良に陥りやすくなります。

だから、適量のお酒を飲むことによって心身をリラックスさせ、ストレス解消をすれば、ストレスによる薄毛を防ぐことになるのです。

適度なアルコール摂取量とは


肝臓に大きな負担をかけずに分解できるアルコール量は、飲んだお酒の量ではなく、摂取した純アルコールの量が基準となります。厚生労働省のデータによると、それは1日平均純アルコールで約20g程度とされています。

純アルコール20gに相当するお酒の種類と量を挙げると、例えばアルコール度数5度のビールなら中びん1本(500ml)、15度の日本酒なら1合(180ml)、25度の焼酎なら0.6合(約110ml)、43度のウィスキーならダブル1杯(60ml)、14度のワインなら1/4本(約180ml)、5度の缶チューハイなら1.5缶(約520ml)となります。

ただし、一般的に女性は男性よりも肝臓が小さいために肝臓への負担が大きくなる、男性よりも体重が軽いのでアルコールの代謝能力が低い、体に占める水分量が少ないために男性より血液中のアルコール濃度が上昇しやすいという理由で、女性の適量は上記の量よりも少ないと考えられています。

そのほかにも、お酒を普段飲まない人や少量の飲酒で顔が赤くなる人、65歳以上の高齢者なども、目安よりも控えるようにしましょう。

育毛の手助けをする成分

お酒の種類によって異なりますが、含有する成分が育毛の助けになる場合があります。
例えば、日本酒は他のアルコール類に比べ、育毛に必要なアミノ酸の含有量がずば抜けて多く、成長因子IGF‐1の生成を促して髪を成長させるアデノシンや、細胞を活性化する麹酸も多く含まれています。

また、ビールの麦芽には毛母細胞の働きを活発にするビタミンB群が豊富に含まれており、ホップに含まれるゲラニオールという成分は知覚神経を刺激し、IGF‐1を増やします。それから、赤ワインに豊富に含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、抜け毛の原因でもある活性酸素を除去する働きがあります。

そして、その中でもレスベラトロールという成分は、長寿遺伝子とも言われるサーチュイン遺伝子を活性化させ、老化要因を抑制し、頭皮や髪を元気にしてくれます。

(まとめ)アルコールには育毛効果があるというのは本当ですか?

1.適度なアルコールの摂取は育毛に役立ちます

ストレスは育毛の大敵です。飲酒でストレスを解消できれば、育毛にも役立ちます。また、血液の循環が良くなるので、頭皮の血行を促進し、髪が成長します。
ただし、過剰な摂取は逆効果なので、適量を心がけましょう。

2.ストレスと毛髪の関係

ストレスが蓄積すると、自律神経のバランスが崩れ、男性ホルモンの分泌が増加し、女性にも男性の脱毛症と似た症状が現れます。
また、過度なストレスが続くと、血管が収縮して血行不良になり、髪の成長を妨げます。

3.適度なアルコール摂取量とは

適度な飲酒量は1日平均純アルコールで約20gが限度で、ビールなら500ml程度です。ただし、女性やお酒を普段飲まない人、少量の飲酒で顔が赤くなる人、高齢者などは、目安よりも控えるようにしましょう。

4.育毛の手助けをする成分

日本酒のアミノ酸・アデノシン・麹酸、ビールのビタミンB群とゲラニオールは、育毛を促進します。また、赤ワインのポリフェノールは、抜け毛の原因である活性酸素を除去し、レスベラトロールは頭皮を元気にします。