女性ホルモンを補い、肌回復を助ける食べ物がおすすめです


毎日ヘアケアをしていても、頭皮脂や髪のニオイは気になるもの。
できれば頭皮脂を適度な量にコントロールして、健康な頭皮と毛髪を維持したいところです。

女性の頭皮や髪の健康には、女性ホルモンが大きく関わっているとされています。
女性はおおむね10代で初潮を迎え、20代では女性ホルモンの分泌が活発になります。

しかし妊娠・出産によりホルモンが急激に増減したり、年齢を重ねるにつれてホルモン分泌が減少していったりと、ライフステージに応じてホルモン量の変化は大きいといえます。

体内には、女性ホルモンと男性ホルモンがバランスを保ちながら存在しており、このバランスが崩れると、それまで感じなかった頭皮脂の多さを実感することもあります。

そこで頭皮脂の多さが気になり始めたら、女性ホルモンの働きを補ってくれるといわれる食品を、積極的に摂取することがおすすめです。

またホルモンバランスを整え、肌の回復を促進してくれるといわれるビタミン類やミネラル類を含む食品も、意識して取り入れてみましょう。

逆に脂肪分の多い食事やスナック菓子などを食べ過ぎていないか、食生活を見直してみることも必要です。

食べ物の工夫と合わせて、スカルプケアのシャンプー・コンディショナー等を選択するなど、直接的なヘアケアで頭皮脂バランスを整えていくこともおすすめです。

女性ホルモンが頭皮脂量のバランスを保ってくれています

女性ホルモンは、心身の好調・不調に関わるのはもちろん、髪や頭皮の健康にも影響を与えることがあります。

女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。

エストロゲンは女性らしい体つきを作る役割を担っています。

プロゲステロンは妊娠・出産に関わる体内環境を整える役割を果たしていますが、生理期のさまざまな体調不良や、にきび等を伴う皮脂分泌をもたらしたりすることがあります。

この2つのホルモンバランスが保たれることによって、女性の頭皮のリズムや健康が維持されているのです。

また妊娠すると女性ホルモンは増加しますが、出産後ホルモンは急激に減少し、妊娠前の体に戻ろうとします。

この現象により、出産後は相対的にホルモン量が減ることになり、突然の頭皮トラブルに悩む女性も多いようです。

また、女性ホルモンの分泌量は20代がピークで、30代を境に減少し、45~55歳くらいで急激に減少する傾向にあります。

妊娠・出産や加齢以外にも、過度なダイエット・仕事・人間関係のストレス・生活習慣の乱れなども、女性ホルモンのバランスが崩れる原因となることがあるようです。

年齢による体の変化を知り、生活の中で対処したり女性ホルモンの働きを補ったりしていくことで、年齢を重ねても美しい髪を維持していきたいものです。

女性ホルモンの働きが弱まると、頭皮脂量が気になることも


毎日シャンプーしていても頭皮の脂っぽさを感じるようになったり、頭皮や汗のニオイが気になったりすることがあります。

これには、体内の女性ホルモンだけでなく、体内にある男性ホルモンとのバランスが関わっているかもしれません。

女性の体にも、男性ホルモンは存在しています。
女性の卵巣からテストステロン、副腎皮質から分泌されるアンドロゲンが分泌されています。

男性ホルモンは、やる気を引き出したりストレスに対抗したりするために必要なホルモンといわれていますが、皮脂分泌を増加させる働きも持っています。

男性のほうが女性よりも皮脂量が多いとされるのは、この男性ホルモンの働きのためです。

妊娠・出産後の女性ホルモンが急激に減少する時期や、年齢を重ねることによって女性ホルモンの分泌が少なくなる年代には、体内で男性ホルモンが優位に働くことがあります。

そのような時に、頭皮脂量の多さに気づくことがあるかもしれません。

女性ホルモンと男性ホルモンのバランスも、頭皮や髪の健康に重要といえるでしょう。

ライフステージの変化による女性ホルモン量の減少は、避けられないことでもありますが、その影響を緩やかにして、頭皮や髪の健康を維持する食事を工夫していきましょう。

女性ホルモンの働きを補ってくれる食品を取り入れましょう

女性ホルモンの働きを補ってくれる食品として期待できるのは、イソフラボンを含む大豆製品です。

日常的に豆乳や豆腐、納豆などを食事に取り入れていきましょう。
豆乳などの大豆製品には、イソフラボンというポリフェノールの一種の抗酸化成分が含まれています。

このイソフラボンが、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをする、ということはすでにご存じの方も多いと思います。

しかしイソフラボンをホルモンとして活性化する「エクオール産生菌」という腸内細菌を保有している人といない人がいるといわれています。

そこで誰でも摂取できるよう、エクオール自体を主成分とし、女性に嬉しいカルシウムやビタミンの成分を加えたサプリメントも登場しています。

またビタミン類やミネラル類を意識して摂取する食事も有効といえそうです。

緑黄色野菜などに含まれるビタミンB2や、レバーや青魚などの魚介類に多く含まれているビタミンB6は皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあるといわれています。

ビタミンC・Eは皮膚の代謝を助け抗酸化作用を持つため、頭皮はもちろん体全体、肌の健康にも役立ちそうです。

また亜鉛は細胞分裂に関わって成長を促したり、皮膚の代謝を順調におこなったりする際に欠かせない重要な栄養素といわれ、さまざまなホルモンの分泌にも関わっています。

亜鉛が含まれている食品は、主に魚介類や海藻類・肉・卵・豆類・ナッツ類などです。
ビタミン・ミネラルが食品に含まれるのは微量です。

だからこそ意識して日々の食事のメニューに取り入れることで、健康な頭皮や体が作られていくといえるでしょう。

できれば控えたい、脂肪分の多い食事や添加物食品


逆に揚げ物や脂身肉が大好きという人は、注意が必要かもしれません。

ファストフードや肉中心の食事は、体内の中性脂肪を増やし、皮脂腺の働きを活発にして、結果的に皮脂の過剰分泌につながる可能性があります。

甘いスイーツ・刺激物・血糖値を急上昇させる高GI食品も、皮脂過剰を引き起こすことがあるようです。

添加物の多い食事を続けると、体内で増えてしまう活性酸素に対抗するためにビタミンやミネラルが余分に消費されることにつながります。

またコーヒーや紅茶好きの人にも注意が必要です。
カフェインにはビタミンB類の吸収を妨げる働きがあるといわれています。

以上のような食べ物・飲み物は嗜好性が高く、楽しみのひとつでもあります。
完全にやめる必要はありません。

仕事の休憩や女子会には欠かせないドリンクも、不調を感じている時には少しだけセーブして他のものに替えてみる、といったソフトな意識が、頭皮や肌の健康をキープする秘訣かもしれません。

日頃の食生活の積み重ねが頭皮に影響を及ぼしていると考えて、少しずつ見直しをしていきましょう。

スカルプケアで頭皮の健康を回復しましょう

長い目で見て、食べ物で頭皮改善をおこなうことは大切なことですが、頭皮脂が気になっている場合は、今すぐ頭皮のケアをおこなうのがおすすめです。

第一は、シャンプーやコンディショナーの見直しです。

スカルプケア用のシャンプーやコンディショナーは、頭皮をスッキリ洗い上げながらニオイやベタつきを抑えてくれるものが多いようです。

頭皮に優しい洗浄成分である、アミノ酸系シャンプーを選びましょう。

汚れや余分な皮脂を洗い流しながら、頭皮に本来必要な皮脂を残し、保湿機能を維持してくれます。

またシャンプーやコンディショナーを使用した後は、しっかり洗い流すことが重要です。

女性で耳の周囲や首筋などの髪が比較的長い場合は、洗い残しが多いという美容師さんの声もあります。

シャンプーやコンディショナーが残留していると、流し残しの汚れや、皮脂も混じって残っていることになります。

これは、翌日の頭皮のコンディションに影響する恐れもあります。

頭皮脂が気になり始めたら、ヘアケア剤の見直しと合わせて、お湯による十分な洗い流しを心がけてみてください。

また最近では女性のために開発された専用ヘアケア剤も登場しています。
女性ホルモンの働きを補ってくれる豆乳発酵液を配合した育毛剤などは、頭皮環境を整える効果も期待できそうです。

(まとめ)頭皮脂を抑える効果のある食べ物ってありますか?

1. 女性ホルモンを補い、肌回復を助ける食べ物がおすすめです

女性の頭皮や髪の健康には、女性ホルモンが大きく関わっているとされています。

そこで頭皮脂の多さが気になり始めたら、女性ホルモンの働きを補ってくれるといわれる食品や、ビタミン類やミネラル類を含む食品を意識して取り入れてみましょう。

2. 女性ホルモンが頭皮脂量のバランスを保ってくれています

女性ホルモンは、心身の好調・不調に関わるのはもちろん、頭皮にも影響を与えることがあります。

エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンバランスが保たれることによって、女性の頭皮のリズムや健康が維持されているのです。

3. 女性ホルモンの働きが弱まると、頭皮脂量が気になることも

女性の体にも男性ホルモンは存在しており、皮脂分泌を増加させる働きも持っています。

ライフステージによって女性ホルモンが減少する時期には、体内で男性ホルモンが優位に働き、頭皮脂量が多く感じることがあります。

4. 女性ホルモンの働きを補ってくれる食品を取り入れましょう

女性ホルモンの働きを補ってくれる食品として期待できるのは、イソフラボンを含む大豆製品です。

また皮膚の健康を保つビタミン類や代謝を順調にするミネラル類を、意識して摂取する食事も有効といえそうです。

5. できれば控えたい、脂肪分の多い食事や添加物食品

ファストフードや肉中心の食事・甘いスイーツ・刺激物・血糖値を急上昇させる高GI食品は、皮脂過剰を引き起こすことがあるようです。

添加物の多い食事やカフェインなど、嗜好性の高いものも摂りすぎには注意しましょう。

6. スカルプケアで頭皮の健康を回復しましょう

頭皮脂が気になっている場合は、今すぐ頭皮のケアをおこなうのがおすすめです。

スカルプケア用のシャンプーやコンディショナーで、汚れや余分な皮脂を洗い流しながら、頭皮に本来必要な皮脂を残して保湿機能を維持し、頭皮の健康を回復していきましょう。