髪のパサつきや傷みが起こるのは環境による影響が大きいです


髪のパサつきや傷みなどが起こるのは、環境による影響が大きいといわれています。

環境の変化といってもさまざまなものがあり、気温や湿度の変化・季節の変わり目・髪のケアのやり方などによって、髪にパサつきや傷みといったトラブルが発生します。

ダメージのない健康な髪を目指すためには、髪のパサつきや傷みが起こる原因を理解して、継続的なケアを行っていくことが大切です。

もともと健康な髪質であっても、適切なケアを怠っていると、髪はダメージを受けて徐々にパサつき、傷みが出てきてしまいます。

髪のパサつきや傷みが起こるのは外的要因によるものです

髪のパサつきや傷みは、髪が外からの刺激を受けるために起こります。

パサつきや傷みのある髪をケアしていくには、髪にダメージを与えている原因を知ることが大切です。

紫外線

1年中降り注ぐ紫外線は、髪のパサつきや傷みの原因になります。
紫外線が髪のキューティクルやメラニン色素、ケラチンなどにダメージを与え、髪を退色させたり、ツヤを失わせたりします。

乾燥

冬の空気の乾燥や、空調による風・ドライヤーの熱風などによって、髪は乾燥するリスクにさらされています。

髪にパサつきや傷みを感じる時は、こうした身近なところに髪を乾燥させている原因があります。

静電気

静電気は髪のキューティクルをはがしてしまうので、髪の傷みを悪化させます。
そこにホコリなどが付着すると、パサつきが起こることがあります。

自然乾燥

シャンプーの後の自然乾燥も、髪のパサつきや傷みを引き起こします。
濡れたままの髪はキューティクルが開いている状態なので、ダメージを受けやすくなっています。

摩擦

タオルドライや枕カバーとの摩擦によって、髪のパサつきや傷みが進んでしまうことがあります。

濡れた髪をタオルでゴシゴシこすったり、髪を乾かさずに眠ったりすることで、摩擦が起こります。

カラーやパーマ

カラーやパーマで使われるアルカリ性薬剤は髪に刺激を与え、パサつきや傷みの原因になります。

短い期間でカラーやパーマを繰り返していると、パサつきや傷みを感じやすくなるのです。

髪に合わないシャンプー

髪に合わないシャンプーを使い続けると、髪のパサつきや傷みが起こることがあります。シャンプーの中には洗浄力が強すぎるものがあり、髪の潤いを失わせます。

髪のパサつきや傷みをケアしないとヘアトラブルが悪化します


髪のパサつきや傷みを改善するには、ダメージに気づいた時にすぐ適切なケアを始めることが大切です。

少しのパサつきや傷みくらいなら大丈夫と思っていると、油断している間に髪のダメージはどんどん進んでいきます。

髪のパサつきや傷みに気づいたら、次のようなケアがおすすめです。

髪がパサつき、傷み始めた時のケア

パサつきや傷みが出てきた髪は、髪同士がもつれ合って指通りが悪くなっていることがあります。

そのような時は、コンディショナーの使い方を普段と変えてみましょう。
シャンプーをしてからコンディショナーを使用するのが、一般的な手順です。

髪のパサつきや傷みが出始めた時は、コンディショナーを使ってからシャンプーをし、最後にまたコンディショナーを使うという順番にすると、髪の手触りが改善されていくといわれています。

いきなりシャンプーから始めると、もつれた髪が指にからまってしまい、髪のダメージが広がってしまうことがあります。

コンディショナーを先に使うことで、髪がなめらかになってまとまりやすくなるでしょう。

髪のパサつきや傷みが進んだ時のケア

髪のパサつきや傷みが進んでしまった時は、シャンプー後にトリートメントをつけてから、ホットタオルを巻いて10分置いてみましょう。

蒸気で温められたトリートメント成分が髪に浸透し、キューティクルを整えてくれます。

髪のパサつきや傷みがひどい時のケア

髪のパサつきや傷みがひどくなってしまった時は、ヘアオイルを使ったケアがよいでしょう。

ツヤと潤いが髪に戻り、手触りのよい髪になります。

髪が乾いた状態でブラッシングをし、ヘアオイルを髪と頭皮になじませます。
30分ほど経ったら、シャンプーで洗い流して完了です。

パサつきや傷みが目立つ髪のためにできることがあります

髪は死んだ細胞が集まってできたものなので、パサつきや傷みがある髪を完全に元通りにするのは難しいといわれています。

そうはいってもパサつきや傷みの改善を諦めるにはまだ早いです。
パサつきや傷みがある髪のためにできることは、たくさんあります。

シャンプーの回数を見直す

頭皮のべたつきや髪の汚れが気になった時に、1日2回以上シャンプーをしてはいないでしょうか。

シャンプーで頭皮や髪を清潔にするのは大切ですが、シャンプーの回数が多いと、髪のパサつきや傷みを招いてしまうことがあります。

よほどのことがない限り、シャンプーは1日1回、夜に行うのがベストです。

シャワーヘッドを変えてみる

あまり意識されていないことかもしれませんが、水道水に含まれる塩素が髪のパサつきや傷みの原因になるといわれています。

髪のパサつきや傷みがかなり気になるようであれば、思い切ってシャワーヘッドを交換してみるのもひとつの手段です。

塩素を除去する効果のあるシャワーヘッドにしてみましょう。

ドライヤーで髪を乾かし過ぎない

シャンプー後にすぐドライヤーを使うのは、髪のパサつきや傷みを防止する方法としては正解です。

しかし毛先まで念入りに乾かしてしまうと、かえって髪のパサつきや傷みを悪化させることがあります。

ドライヤーを使う目的は髪を乾かすというよりも、頭皮を乾かすことにあります。
最初に頭皮と髪の根元をしっかり乾かし、毛先は軽くドライヤーの風を当てるくらいで充分です。

毛先はパサつきや傷みが出やすいので、乾かしすぎると髪が乾燥してしまいます。

自分の髪質に合ったシャンプーを選びましょう


髪のパサつきや傷みを改善するためには、自分の髪質に合ったシャンプーを選びましょう。

シャンプーを選ぶ際は、シャンプーの洗浄成分に着目すると、自分の髪質に適したシャンプーがどれなのかがわかります。

シャンプーの洗浄成分には、ラウレス硫酸Naなどが使われている高級アルコール系と、石けん素地が使われている石けん系、アミノ酸成分が使われているアミノ酸系の3つがあります。

高級アルコール系シャンプー

シャンプーの中で、もっとも洗浄力が強いといわれているシャンプーです。
泡立ちがよいので、頭皮や髪を洗いやすいというメリットがあります。

一方で刺激が強い一面もあり、頭皮や髪が乾燥している時に使うと、髪のパサつきや傷みを招くこともあります。

石けん系シャンプー

石けん系シャンプーも洗浄力に優れており、頭皮の毛穴の汚れをすっきりと落としてくれます。

高級アルコール系シャンプーと比べて刺激が少なく、頭皮や髪にやさしいので、頭皮が弱い人や、自然素材のシャンプーを使いたい人に向いています。

ただし洗い過ぎると髪のパサつきや傷みに繋がるので、注意しましょう。

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーは上記2つのシャンプーに比べると洗浄力は高くありませんが、頭皮と髪への刺激が少ないのが特徴です。

頭皮が乾燥してフケっぽかったり、髪にパサつきや傷みがあったりする時に適しています。

パサつきや傷みがある髪はやさしく洗いましょう

髪にパサつきや傷みがある時は、髪に摩擦でダメージを与えないように、やさしく洗ってあげましょう。

せっかく自分の髪質に合ったシャンプーを使っても、髪に負担を与えるような洗い方をしていては意味がありません。

パサつきや傷みがある髪をケアするには、次の手順でシャンプーをしてあげましょう。

シャンプー前の準備

髪を濡らす前にブラッシングをして頭皮の古い角質を浮かせ、髪に付着した汚れを落としやすくします。

ブラッシングが終わったら、38℃のぬるま湯で頭皮と髪を洗います。

マッサージするようにシャンプーをする

適量のシャンプーを泡立てて、指の腹を使ってマッサージするように洗います。
さらに頭皮をもむように洗うと毛穴の汚れが押し出され、古い汚れもすっきりと落とせるのです。

ぬるま湯ですすぎをする

すすぎが足りないとシャンプーの洗浄成分や、せっかく浮き出た汚れがきちんと洗い流せません。
頭皮と髪にぬめりを感じなくなるまで、ぬるま湯でよくすすぎをしましょう。

健やかな髪を育てるのに効果的な栄養素があります

パサつきや傷みのない、健やかな髪を育てるには、髪によいといわれる栄養素を摂るのが効果的です。

パサつきや傷みをケアするのによいとされる主な栄養素には、次のようなものがあります。

タンパク質

髪の主成分はアミノ酸で構成された、ケラチンというタンパク質です。
肉や魚・大豆などに豊富なタンパク質が含まれています。

ミネラル類

ミネラルが不足すると、髪のパサつきや傷みが起こりやすくなるといわれています。

とくに亜鉛には新陳代謝と細胞分裂をサポートする働きがあるため、髪を育てるには必要な栄養素です。

ナッツ類などに多く含まれています。

ビタミン類

ビタミンEは頭皮の血行を改善して、髪に養分を送る手助けをします。
またビタミンBには髪の成長を助ける働きがあり、ビタミンCにはミネラルの吸収率を上げる働きがあります。

野菜や果物なども積極的に食べて、バランスのよい食生活を維持しましょう。

(まとめ)髪のパサつきや傷みが起こる原因は、紫外線や空気の乾燥、髪質に合わないシャンプーなど、身の回りにたくさんあります。


髪にダメージを与えている原因を突き止め、髪質に合ったシャンプーでやさしく洗って、パサつきや傷みを寄せつけないケアをしていきましょう。

身体の内側からケアをするのも、髪のパサつきや傷みのケアには効果的です。

髪によいといわれる、タンパク質・ミネラル類・ビタミン類などをバランス良く摂取し、まとまりと潤いのある髪を目指しましょう。