髪のパサつきをケアするには、髪質に合った手入れをしましょう


髪のパサつきを改善していくには、自分の髪質に合った手入れを続けていくことが大切です。

まずは頭皮と髪にやさしいシャンプーを選び、髪のパサつきを手入れするための準備をしましょう。

また身体の外側からだけでなく、身体の内側からの手入れに取り組むのも髪のパサつきを改善するのに効果的です。

これまでの髪の手入れ方法を1つひとつ見直していき、髪のパサつきを予防・改善していきましょう。

着実な努力の積み重ねが、効率良く髪のパサつきを手入れすることに繋がります。

シャンプーの選び方について理解しましょう

髪のパサつきを改善するためには、しなければならないことはたくさんあります。

まずは髪のパサつきを手入れするのに適したシャンプーを選ぶところから始めていきましょう。

シャンプーには大きく分けると、3つの種類があります。

ドラッグストアやスーパーに足を運ぶと実に多くのシャンプーが売られているのを目にしますが、その多くが「高級アルコール系」と呼ばれるシャンプーです。

高級アルコール系シャンプー

高級アルコール系シャンプーは、石油系の界面活性剤を使用したシャンプーのことです。洗浄力が非常に強い上に泡立ちが良く、何より安価で手に入れやすいので、多くの人に使われています。

「シリコン」という成分を含んでいるため、髪の手触りがなめらかになり、くし通りのよい髪になるという特徴があります。

一方でシャンプーの中で洗浄力がもっとも強いため、頭皮が必要とする皮脂を洗い流してしまう恐れがあり、髪のパサつきの原因になることが懸念されています。

石けん系シャンプー

石けん系シャンプーはアルカリ性なので、頭皮や髪を弱酸性に戻してくれるというメリットがあります。

洗浄成分は石けん素地などで、高い洗浄力を持ちながらも、頭皮と髪をやさしく洗い上げます。

石けん系シャンプーは洗い終わった後の髪にきしみが出やすいため、クエン酸配合のリンス・コンディショナーでの手入れをおすすめします。

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸シャンプーは頭皮と髪にやさしい洗浄力が特徴で、必要な皮脂を頭皮に残しながら不要な汚れを洗い流してくれます。

他のシャンプーと比べるとやや高価になりますが、髪をいたわりながら洗えるので、髪のパサつきを手入れするのに向いています。

髪のパサつきを改善するには、シャンプー方法を見直す必要があります


自分に合ったシャンプーを選んだら、次はシャンプー方法を見直してみましょう。

間違ったシャンプーのやり方が頭皮と髪にダメージを与えて、髪のパサつきを起こしていることはよくあります。

正しい手順を覚えて、髪のパサつきの手入れに役立てましょう。

ブラッシングをする

シャンプー前にブラッシングをしておくと、シャンプーを使った時に泡立ちが良くなるので、シャンプー液のつけ過ぎを防ぐことができます。

シャンプーのつけ過ぎは髪のパサつきの原因になるので、事前にブラッシングするのをおすすめします。

ぬるま湯で予洗いをする

ブラッシングが終わったら、ぬるま湯で頭皮と髪を丁寧に洗います。
この時、シャンプーはまだ使用しません。

ぬるま湯のみで洗うだけでも大部分の汚れを落とせるといわれており、この手順を踏むだけでもシャンプーのつけ過ぎの防止になります。

やさしくシャンプーをする

事前のブラッシング、ぬるま湯での予洗いと下準備をしても、シャンプーをする時にゴシゴシ洗ってしまうとまったく意味がなくなってしまいます。

髪のパサつきを手入れするには、指の腹を使って頭皮をやさしくもむように洗っていくのが効果的です。

強くこすると髪同士の摩擦で、髪のパサつきが起こりやすくなります。

丁寧にすすぎをする

頭皮全体を洗い終えたら、ぬるま湯を使って念入りにすすぎをしましょう。
すすぎが雑になるとシャンプーの洗浄成分が残ってしまい、髪のパサつきの原因になります。

水や熱湯では髪のパサつきを改善できないので、必ずぬるま湯を使うようにしてください。

ドライヤーを使う時は頭皮から乾かすのが効果的です

すすぎまでシャンプーが終わったら、ドライヤーで頭皮を充分に乾かしていきます。
「ドライヤーの熱=髪のパサつきの原因」という認識を持っている方は多いです。

しかしドライヤーの熱を嫌って、自然乾燥をするのは頭皮と髪にとってあまりよいことではありません。
髪のパサつきを手入れするには、ドライヤーできちんと乾かすのが重要になります。

ドライヤーを使う時に頭に置いておきたいのは、髪ではなく頭皮を乾かすのを意識しながら風を当てていくことです。

頭皮が生乾きの状態でいると雑菌が繁殖し、ニオイやフケ・かゆみの原因になることがあります。

頭皮トラブルは髪のパサつきを生むので、頭皮と髪の根元を最初に乾かすのが正しいドライヤーの使い方です。

ドライヤーは髪から20cm以上離し、頭皮に風が当たるのを確認しながら丁寧に乾かしていきます。

もしドライヤーに頭皮ケアモードがついている場合は、使用してみるのもよいでしょう。頭皮と髪の根元が完全に乾いたのを確認したら、髪を乾かしましょう。

髪は完全に乾いた状態ではなく、ほぼ乾いたと感じられる状態でOKです。
乾かし過ぎも髪のパサつきの原因になります。

仕上げに冷風を当てると髪のキューティクルが引き締まるので、髪のパサつきの手入れには効果的です。

キューティクルが引き締まると髪の水分が逃げにくくなるので、髪のパサつきを防止する効果が高まるといわれています。

頭皮クレンジングで毛穴の手入れをするのもよいといわれています


髪のパサつきを手入れするスペシャルケアとして、頭皮クレンジングをするのもおすすめです。

「頭皮クレンジングで手入れをすると、余計に髪がパサつきを起こしてしまうのではないか」と心配になる方もいるかもしれません。

しかし頭皮環境を整えるのは髪のパサつきを防ぐ有効な方法です。
頭皮が清潔な環境になれば、健康でパサつきのない髪が育ちやすくなります。

頭皮クレンジングをする時は、頭皮用のクレンジング剤やクレンジングオイル、または椿油などの自然由来成分のオイルがおすすめです。

毛穴に詰まった古い皮脂や汚れを落とすには、次に手順で手入れをしましょう。

1.頭皮と髪が乾いている状態で、ヘアブラシや頭皮用ブラシでマッサージをする

2.髪を丁寧にとかす

3.クレンジング剤、またはオイルを500円玉大ほど手に取り、頭皮全体に塗る

4.頭頂部から下に向かって、指の腹を使って毛穴の汚れを押し出すようにマッサージをする

5.ぬるま湯でよくすすぎをする

6.正しい手順に沿ってシャンプーをする

髪のパサつきがいつもより気になる時は、オイルを使ったヘアパックも効果的な手入れです。

4の手順が終わったらすすぎをせずに、オイルを手で髪によくなじませて、ホットタオルを髪全体に巻きます。

タオルの上からシャワーキャップ、もしくはラップを被せて20分ほど放置します。
20分経ったらぬるま湯でよく洗い流し、シャンプーをしましょう。

髪のパサつきを緩和するのによいといわれる栄養素はタンパク質です

髪のパサつきを緩和するには、髪によいとされる栄養素を積極的に摂って、身体の内側から手入れもしていきましょう。

パサつきのない髪を育てるには、多くの栄養素が必要になりますが、中でも髪の主成分となる「ケラチン」を構成するタンパク質は、重要視してほしい栄養素といえます。

ケラチンとは18種類のアミノ酸が結合したタンパク質の総称で、髪や頭皮などの角質層を形成している成分です。
繊維状のタンパク質で水分を含み、弾力があります。

ドライヤーの熱風を髪にうっかり当ててしまった時に、独特なニオイがしたという経験がある方もいるでしょう。
このニオイはケラチンが焦げてしまったために発生しています。

ダイエットを気にしている女性の中には、肉や魚などを敬遠している方が時折見られますが、動物性の食材には豊富なタンパク質が含まれています。

髪のパサつきを手入れするためにも、バランス良くいろいろな食材を食べるようにしましょう。

納豆や豆腐などの大豆製品にも植物性タンパク質が多く含まれているので、ぜひ食事のメニューに取り入れてみましょう。

規則正しい生活習慣を身につけましょう

規則正しい生活習慣を身につけるのも、パサつきのない髪を手に入れるためには必要です。

いくらシャンプーの選び方やシャンプー方法などに気を使って手入れをしても、乱れた生活を送っていたのでは、パサつきのない髪は育ちにくくなります。

睡眠不足

睡眠不足は健康と美容の大敵で、当然髪にも悪い影響を与えます。
人は寝ている間にダメージを回復するといわれていますが、睡眠が足りないとダメージの回復が遅れ、髪の修復も滞ります。

過度なストレス

ストレスは誰にでもあるものですが、あまりに重いストレスは髪の生育にも影響することがあります。

強いストレスは血管を収縮させるので、髪に必要な養分が運ばれにくくなり、髪がパサつきを起こす原因になります。

朝シャン

朝シャンが良くないといわれるのは、朝シャンが短時間で済まされることが多いからです。
洗い方もすすぎも雑になるので、頭皮の汚れを充分に落とせない可能性があります。

髪が濡れたまま外出するのは、キューティクルが開いたままの髪を外気に当てることになるので、髪がパサつきやすくなります。

(まとめ)髪のパサつきを手入れする前に、自分の頭皮と髪に合ったシャンプーを選びましょう。


シャンプーをする際は、ブラッシングと予洗いを念入りに行うのが効果的です。

頭皮を傷つけないようにやさしく洗い、すすぎをしっかりとしましょう。ドライヤーの使い方にも気をつける必要があります。

頭皮と髪の根元を優先的に乾かし、最後は冷風モードで仕上げてください。
頭皮クレンジングやオイルパックといった、スペシャルケアも取り入れると、髪のパサつきを手入れするのに効果的です。

生活習慣も整え、身体の外側と内側から手入れをしましょう。