髪のパサつきを治すには頭皮環境を整えましょう


髪のパサつきを治すには頭皮環境を整えて、パサつきのない健やかな髪が育つ頭皮を目指すことが大切です。

ツヤのある美しい髪を育てるには、頭皮が健康でなければなりません。

しかし日頃の何気ない行動がいつの間にか頭皮に負担を与え、髪が育つ環境を崩している可能性があります。

他にも、髪のパサつきが悪化してしまう原因はいくつもあるのです。
髪のパサつきを治すには、身体の内側と外側から適切なケアをしていきましょう。

外的な刺激によって髪のパサつきが起こります

髪は外からの刺激を受けやすく、積み重なったダメージによってパサつきが起きてしまいます。

髪のパサつきが進んでしまう原因としては、次のことが考えられます。

パーマやカラーリング

パーマやカラーリングで使われる薬剤は、髪を傷めてパサつきの原因になることがあります。

薬剤には刺激が強い成分が含まれていることがあるので、あまり頻繁にパーマやカラーリングを繰り返していると、髪のキューティクルにダメージを与えてしまいます。

髪はメデュラ(髄質)・コルテックス(皮質)・キューティクル(毛小皮)の3層に分かれていて、キューティクルは髪の表面です。

キューティクルには髪を保護する役割がありますが、度重なるパーマやカラーリングによって髪からはがれ落ちてしまいます。

紫外線

頭皮や髪も顔の肌と同じように、紫外線によるダメージを受けます。

顔のUVケアはしても、頭皮や髪のUVケアをしたことがないという方は多いのではないでしょうか。

頭皮は顔の皮膚の延長線上にあり、同じ1枚の皮膚で繋がっています。
紫外線に当たれば顔の皮膚と同じようにダメージを受けますし、頭皮がダメージを受ければ髪がパサつきやすくなります。

エアコン

エアコンから送られてくる風も、髪のパサつきを招く原因だと考えられています。

髪に直接風が当たり続けていると、髪の水分が失われてパサつきが生じてきます。
乾燥がひどくなるとキューティクルもはがれやすくなり、ますますパサつきが悪化します。

誤ったシャンプー方法も髪のパサつきを招きます


頭皮や髪をケアするのに必要なシャンプーですが、間違ったやり方でシャンプーをすると、髪のパサつきを招いてしまうことがあります。

シャンプーは正しい手順で行うのが重要ですが、多くの人が正しいシャンプー方法を知らないために、髪のパサつきに対処できていません。

髪のパサつきを招く原因

シャンプーは「髪を洗うもの」ではなく「頭皮を洗うもの」です。
髪を洗うことばかりを考えて頭皮を洗うのを怠ると、頭皮の汚れが充分に落ちません。

その結果としてツヤのある髪が生えてこなくなり、パサつきがちな髪になります。
逆に頭皮を洗おうと意識しすぎて、爪を立てたり、強い力でこすったりするのもNGです。

すすぎ残しも頭皮へのダメージとなり、ツヤのある髪が育ちにくくなります。

髪のパサつきを改善するシャンプー方法

シャンプーをする際は、事前にブラッシングをして髪をよくとかしておくのが効果的です。

ブラッシングをしておくことによって、髪の汚れがシャンプーで落ちやすくなり、清潔な頭皮環境になります。

シャンプーを使う前には、ぬるま湯で一度頭皮全体を洗い流し、ある程度の汚れを落としておきます。

髪がたっぷりと水分を含むことで、シャンプーの泡立ちが良くなり、シャンプーのつけすぎを防ぐことができます。

手のひらで泡立てたシャンプーで頭皮をマッサージするように洗い、頭皮の血行を促進しながら汚れを落としていきます。

頭皮の血行が改善されると髪へ栄養が行き渡りやすくなり、パサつきの防止になるのです。

すすぎもぬるま湯で行い、シャンプーの泡が残らないようによくすすぎましょう。

正しいドライヤーの使い方をマスターしましょう

シャンプーが終わった後の自然乾燥も、髪のパサつきを悪化させる原因になります。

髪のパサつきの緩和ために、あえてドライヤーを使わずに自然乾燥を選ぶのは、頭皮と髪にとって逆効果です。

濡れた髪はキューティクルが開いているので、ダメージを受けやすい状態です。
また濡れた頭皮は、雑菌の繁殖やニオイの原因になります。

シャンプーをした後は自然乾燥ではなく、必ずドライヤーを使ってすぐに乾かすようにしましょう。

ドライヤーの使い方は知られているようで、意外と知られていない部分がたくさんあります。

次のような使い方は髪のパサつきの原因になるので、注意しましょう。

・ドライヤーと髪の距離が近い(20cm未満)
・温風モードだけで乾かす
・頭皮にドライヤーの風が当たっていない
・3秒以上、同じところにドライヤーの風を当てる

正しいシャンプー方法が頭皮を洗うことだったように、正しいドライヤーの使い方も、髪ではなく頭皮を乾かすことを意識しましょう。

髪だけにドライヤーの風を当てているとパサつきやすくなるので、頭皮を乾かすつもりでドライヤーを当てていくとよいです。

ドライヤーで風を当てる時は、髪を手でかき分けながら乾かすのではなく、髪には手を触れずにドライヤーをこまめに動かしながら乾かしていきます。

濡れたままの髪はダメージを受けやすいので、あまり触りすぎると摩擦で髪が傷み、パサつきの原因になります。

ドライヤーの角度や向きも、髪のパサつきを予防するには注意したいポイントです。

キューティクルの流れに沿って、上から下に向かって風を当てるのが髪のパサつきの防止になります。

ヘアオイルのスペシャルケアは、髪のパサつきの改善に効果的です


髪のパサつきを治すには、スペシャルケアとしてヘアオイルを使ってみるのも効果的です。
ヘアオイルには、次のような効果が期待されています。

髪を保湿してパサつきを緩和する

キューティクルがはがれてパサつきが起きている髪は、水分を吸収しやすい状態です。

髪は水分を吸いすぎると中心部のコルテックスが膨張し、髪の広がりやうねりなどの原因になることがあります。

ヘアオイルで髪の表面をコーティングすることで、余分な水分を吸収しにくくなり、しっとりとしたまとまりのある髪になるでしょう。

ドライヤーの熱から髪を守る

ヘアオイルには油分で髪を保護して、ドライヤーの熱から守る働きがあります。

ドライヤーの熱を防ぐだけでなく、ヘアオイルに含まれた有効成分によって髪に栄養を与え、パサつきを改善する効果も期待できます。

摩擦から髪を守る

髪は濡れているとキューティクルが開くので、シャンプー後のタオルドライの時に摩擦によるダメージを受けやすくなります。

事前にヘアオイルをつけておけば髪が保護され、タオルの摩擦で髪にパサつきが起こるのを防いでくれます。

髪のパサつきにおすすめのヘアオイルがあります

髪パサつきの改善におすすめしたいのが、これからご紹介する4種類のオイルです。

どれも髪のパサつき役立つものばかりです。

今までヘアオイルを使ったことがないという方は、好みのオイルや手に入りやすいオイルから使い始めてみましょう。

オリーブオイル

食用油としてなじみ深いオリーブオイルですが、ヘアオイルとして使っても抜群の働きをしてくれます。
髪につける時は、食用ではなく化粧用のオリーブオイルを選びましょう。

オリーブオイルに含まれているオレイン酸は、皮脂と同じような働きをして頭皮を保護し、髪の潤いを守ってパサつきを防いでくれます。

ココナッツオイル

ココナッツオイルは抗酸化作用の高いビタミンEを豊富に含み、髪に栄養を与えてパサつきを防ぎます。

特徴的な甘い香りがあり、好みが分かれるかもしれませんが、ヘアオイルとしては優秀です。

低温圧縮法で採集されたココナッツオイルには、ココナッツの栄養がたっぷり含まれているのでおすすめです。

ホホバオイル

ホホバオイルは数あるオイルの中でも保湿力が高いので、髪のパサつきに悩んでいる方に向いています。

人間の皮脂に成分が近いといわれる「ワックスエステル」を含み、頭皮と髪をやさしく保護します。
なじみのよいオイルなので、ヘアオイルをはじめて使う人にもおすすめです。

アルガンオイル

ヘアオイルの中でもとくに高級なのが、アルガンオイルです。
一部の地域でしか原料が栽培されていないため、希少性が高いオイルとして知られています。

セラミドを含み、細胞を修復する働きがあるため、髪のパサつきを治すのに適しているでしょう。

頭皮環境を整えるために頭皮マッサージも取り入れましょう

頭皮マッサージをして頭皮環境を整えるのも、髪のパサつきを解消するために有効といわれています。

頭には多くのツボが集まっているので、頭皮マッサージをしてツボを刺激してあげるのがおすすめです。

首コリや肩コリで筋肉がガチガチに緊張するように、頭皮もコリが生じると硬くなります。

頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボは、頭皮の血行を促進する働きがあるといわれています。

指の腹で頭皮をもむようにしながらマッサージし、パサつきのないきれいな髪が育つ頭皮環境を目指しましょう。
髪のパサつきを治す取り組みをするには、血行の改善を意識してみましょう。

身体の巡りが滞ると頭皮の血流が悪くなり、髪に栄養が運ばれにくくなります。
たとえ髪が生えたとしても、パサつきのある乾燥した髪ばかりでは、健康でツヤのある髪には程遠くなるのです。

適度な軽い運動やストレッチを習慣化するのも、頭皮環境の改善に繋がります。

(まとめ)髪のパサつきを治すには、頭皮環境を整える取り組みが大切です。


普段の何気ない行動や間違った頭皮ケア、外からの刺激などが頭皮環境を乱し、髪のパサつきを起こす原因になります。

正しいシャンプー方法やドライヤーの使い方を覚えて、頭皮と髪を健やかに保ちましょう。
ときどきヘアオイルを使って、頭皮と髪に栄養を与えてあげるのも効果的です。

ヘアオイルには頭皮や髪の潤いを補うだけでなく、ドライヤーの熱やタオルドライの摩擦などから髪を保護する働きがあります。

また頭皮マッサージをして頭皮の血行を改善するのも、髪のパサつきを治す有効な方法です。