場合によっては、雑菌が増殖する可能性があります


育毛環境の改善や、髪本来の美しさを引き出せるヘアケアとして注目されているのが湯シャンです。

お湯だけで髪と頭皮を洗うので、刺激が少なく、さまざまな頭皮トラブルの予防に役立つと人気のヘアケアです。

しかしそのやり方が間違っていたり、湯シャンが適していない人が実践したりすると、頭皮に存在している常在菌の数が増えすぎて、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

そこで今回は、湯シャンによって雑菌が増殖する理由と雑菌の増殖を防ぐための湯シャンのコツを紹介します。

湯シャンを試してみたけれど、かゆみやフケ、湿疹などのトラブルが発生したという方は、ぜひ参考にしてみてください。

間違った湯シャンは、雑菌の増殖を招きます

湯シャンはお湯だけを使って洗髪するため、シャンプー剤を使うのに比べて洗浄力が劣ります。

したがってシャンプーで洗うとき以上に、丁寧に時間をかけて洗わなければ、汚れが残ってしまう恐れがあるのです。

もし汚れが頭皮に残ったままになってしまうと、その汚れが徐々に酸化します。

そして酸化した頭皮の汚れは、常在菌のエサになってしまうのです。

頭皮に汚れがたくさん残っていると、その分常在菌の繁殖が活発になり、異常増殖を引き起こしてしまいます。

頭皮には、普段から常在菌が存在していますが、正常な数であれば、頭皮を傷つけることはありません。

しかし常在菌の数が増えすぎてしまうと、頭皮の刺激となり、かゆみやフケ、ニキビ、臭いなど、さまざまな頭皮トラブルを引き起こしてしまうのです。

合わない人が湯シャンをすると、雑菌が増えやすくなります


頭皮や髪に優しく、自然な洗い上がりが人気の湯シャンですが、残念ながら誰にでも合うヘアケアではありません。

湯シャンは、シャンプー剤の刺激がトラブルにつながりやすい敏感肌の人、シャンプーで洗髪すると頭皮がカサカサしたり、つっぱったりする乾燥肌の人に向いています。

反対に脂性肌の場合には、向いていません。

脂性肌の方は、皮脂の量が多く、湯シャンでは十分に余分な皮脂を落とせない可能性があるからです。

頭皮に皮脂汚れが溜まると、皮脂を好む常在菌が増殖し、頭皮へ悪影響を与え、かゆみやフケ、湿疹、ニキビなどの頭皮トラブルへと発展してしまうので注意しましょう。

もちろん、丁寧に時間をかけて洗えば、皮脂を落とせる可能性もありますが、時間がかかり、毎日実践するのは難しいといえるでしょう。

また普段からヘアスタイリング剤を使用している方も、湯シャンには適しません。

一般的なスタイリング剤は、お湯だけで落とすのは困難です。

湯シャンを実践するのであれば、スタイリング剤の使用は避ける必要があります。

湯シャンは、ポイントをおさえて正しく実践しましょう

湯シャンを実践するのであれば、自分に合うかどうかを判断した上で、正しい方法で行いましょう。

ここでは、湯シャンのポイントを紹介します。

  • 髪を濡らす前に、ブラッシングで汚れを落ちやすくしておきましょう

    髪のもつれをとったり、大きな汚れを除去したりするのに効果的なのはブラッシングです。
    またお湯が、頭皮や髪に行き渡りやすくなるので、湯シャンを効率的に行うことができます。

  • お湯の温度は36度くらいのぬるめに設定しましょう

    熱いお湯で湯シャンをすると、洗浄力が増し、頭皮を乾燥させやすくなります。
    すると皮脂の過剰分泌を引き起こし、雑菌の増殖を助長してしまうことも。
    ぬるめのお湯で、洗うようにしましょう。

  • 優しくマッサージするように丁寧に洗いましょう

    ゴシゴシ洗うのは、頭皮への刺激となり、湯シャンの効果を半減させてしまいます。
    優しくマッサージするように洗い、こすらないように注意しましょう。

  • 洗髪後はきちんと頭皮と髪を乾かしましょう

    きちんと髪を洗っても、その後に自然乾燥していると、頭皮が蒸れて雑菌が増えやすい環境になってしまいます。
    洗髪後はなるべく早く髪を乾かす習慣をつけましょう。

(まとめ)湯シャンだと、頭皮の雑菌が増殖することがあるって本当?

1. 場合によっては、雑菌が増殖する可能性があります

湯シャンを間違った方法で行ったり、肌質に合わないタイプの人が実践したりすると、頭皮に汚れが残り、雑菌が増殖する可能性があります。

頭皮の雑菌が増えすぎると、かゆみやフケ、湿疹などの頭皮トラブルにつながるので、注意しましょう。

2. 間違った湯シャンは、雑菌の増殖を招きます

湯シャンは、正しい方法で行えば、育毛環境の改善に役立ちます。

しかしシャンプーを一切使わないので、じっくり時間をかけて、丁寧に洗わなければ、汚れ残りが発生しやすいので注意しましょう。

汚れが残ると、それをエサに常在菌の異常増殖を引き起こします。

3. 合わない人が湯シャンをすると、雑菌が増えやすくなります

湯シャンは、敏感肌や乾燥肌の人に効果的なヘアケアです。

反対に皮脂の分泌が活発な脂性肌の人が行うと、余分な皮脂が洗い流せず、皮脂を好む常在菌の繁殖につながります。

スタイリング剤を使用する人も、湯シャンでは汚れが蓄積しやすくなるので注意しましょう。

4. 湯シャンは、ポイントをおさえて正しく実践しましょう

頭皮の雑菌増殖を防ぐためには、以下の点に注意して湯シャンを行いましょう。

  • 事前にブラッシングをしましょう
  • お湯の温度はぬるめに設定しましょう
  • マッサージするように優しく洗いましょう
  • 洗髪後はドライヤーで素早く乾かしましょう