女性ホルモンが多くても髪が早く伸びるわけではありません


髪を切りすぎたときや、ロングヘアを目指しているときなど、髪が早く伸びればいいのにと思うことがあるのではないでしょうか。

女性ホルモンのエストロゲンという成分は、髪を成長させる働きをします。

それならば、エストロゲンの分泌量が増えれば、髪が早く伸びるのではないかと思う人がいるかもしれません。

残念ながら、エストロゲンの量が増加しても、髪が早く伸びるということはありません。

しかし、エストロゲンの量が減少したために、髪の伸びるペースが鈍くなることはあります。

毛髪は、正常ならば成長期が2~6年続いた後、退行期、休止期へと移行し抜けていき、数ヶ月後にまた新しい髪が生えるというヘアサイクルを繰り返しています。

エストロゲンが不足して栄養が髪に行き届かないと、成長期が長続きしません。

そうなると、髪が長く伸びる前に抜け落ちてしまいますので、全体的に髪の伸びが遅いと感じるようになるのです。

ですから、髪を順調に伸ばすためには、女性ホルモンのバランスを整えるよう心がけましょう。

睡眠不足やストレスはホルモンバランスを乱します

充分な睡眠と適度な運動を習慣に

それでは、ホルモンバランスを整えて順調に髪を伸ばすためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

ホルモンバランスは、生活習慣の乱れによって不安定になります。

まず、睡眠不足が悪影響を与えます。

夜更かしは避けて、充分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

また、運動不足も良くありませんので、ウォーキングやストレッチなど、適度な運動を日常に取り入れるのがおすすめです。

ストレスがホルモンバランスを乱す

ストレスも、ホルモンバランスを乱す大きな要因です。

仕事や人間関係などストレスの原因は多々あると思いますが、プライベートの時間に上手にリフレッシュできるよう工夫をしてみましょう。

また、過度な飲酒や喫煙も悪影響となりますので、控えたいものです。

ホルモンバランスは些細なことで崩れてしまうデリケートなものなので、髪や体に不調を感じたら、生活習慣を顧みてください。

更年期になると髪の伸びが遅くなったと感じることがあります

更年期には髪が成長しにくくなる

女性は更年期になると、女性ホルモンの分泌量が急減し、ホルモンバランスが崩れてしまいます。

髪の成長に必要なエストロゲンの量も減りますので、髪が細くなった、コシがなくなったなどの変化が現れます。

ヘアサイクルも乱れやすく抜け毛が増え、髪の伸びが遅くなったと感じることが多いでしょう。

大豆イソフラボンの摂取がおすすめ

更年期の女性のホルモンバランスを整えるのは簡単なことではありませんが、大豆に含まれている大豆イソフラボンという成分が、髪の成長を促進するエストロゲンに似た働きをします。

ですから、大豆食品を積極的に摂取するのがおすすめです。

納豆、豆腐、豆乳など、調理せずそのまま食べられる大豆食品も多くありますので、食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

女性ホルモンの不足以外にも髪の成長を妨げる要因があります

頭皮環境の悪化に注意

ホルモンバランスの乱れのほかにも、髪の成長を妨げる原因には様々なものがあります。

例えば、皮脂や汚れなどで頭皮が不潔な状態であったり、乾燥していたりなどの、頭皮環境の悪さです。

頭皮環境を良好に保つためには、洗髪の方法が大切です。

洗髪を怠ったり、洗い方が不十分だったりすると、頭皮に汚れや余分な皮脂が残ったままとなってしまいます。

また、洗いすぎも頭皮の荒れや乾燥を招くので、気をつけたいものです。

洗髪の回数が多すぎたり、指で頭皮を擦りすぎたり、洗浄力が強すぎるシャンプー剤を使用するのは、避けるようにしましょう。

せっかく髪を順調に伸ばすためにホルモンのバランスに気を配っていても、他の要因で頭皮環境を乱しては意味がありません。

ホルモンバランスを整えるのと同時に、正しいケアで頭皮環境を良好に保つと良いでしょう。

(まとめ)女性ホルモンが多いと髪を早く伸ばすことができるって本当?

1. 女性ホルモンが多くても髪が早く伸びるわけではありません

髪を成長させる働きをする女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が多ければ、髪が早く伸びるのではと思う人もいるかもしれません。

しかし、女性ホルモンの量を増やしても髪の伸びる早さは変わりません。

けれども、女性ホルモンが少なくなると、髪の伸びるペースが鈍ることがあります。

2. 睡眠不足やストレスはホルモンバランスを乱します

ホルモンバランスを整えて順調に髪を伸ばすためには、規則正しい生活習慣を身につけることが大切です。

睡眠不足や運動不足、ストレスは悪影響となるので要注意です。

また、過度な飲酒や喫煙も良くありませんので、控えると良いでしょう。

3. 更年期になると髪の伸びが遅くなったと感じることがあります

更年期になると女性ホルモンの分泌量が急減し、髪の成長に必要なエストロゲンの量も減ってしまいます。

そうなると、ヘアサイクルが乱れ抜け毛が増え、髪の成長が遅くなったと感じるようになります。

そのような場合には、大豆食品に含まれる大豆イソフラボンという成分が、エストロゲンに似た働きをするので、積極的に摂取しましょう。

4. 女性ホルモンの不足以外にも髪の成長を妨げる要因があります

ホルモンバランスの乱れのほかに、頭皮環境の悪化も髪の成長を妨げてしまいます。

頭皮の乾燥や、皮脂過剰や汚れなどに注意が必要です。

頭皮環境を良好に保つには、洗髪方法に気を配りたいものです。

洗髪の回数が多すぎ、頭皮を擦りすぎるのは悪影響を及ぼしますので、注意をしましょう。