髪の育成には成長ホルモンが必要不可欠です


「成長ホルモン」とは、その名の通り「体の成長を促す機能」を持つホルモンのことです。

たんぱく質を合成して細胞の働きを高め、骨・筋肉・血・細胞などを作ったり成長させたりします。

また新陳代謝を活発にし、ダメージを受けた細胞や皮膚などを修復する働きもあります。
当然、発毛にも大きく関わっています。

睡眠中に成長ホルモンが分泌されることで、毛を生やす元の毛母細胞が活性化して、発毛を促すのです。

そもそも薄毛・抜け毛というのは「老化現象」のひとつです。

年をとって頭皮や毛根の機能が衰えると髪の毛が育たず、細くなったり、抜け落ちたりしてしまうのです。

つまり新陳代謝機能が衰えているということです。
新陳代謝に関わる成長ホルモンの分泌量は、髪の成長を大きく左右するのです。

しかし日本では成長ホルモンは医薬品であり、低身長症の治療にしか使えません。

そこで「成長ホルモンを分泌させる成分」としてアルギニンが注目されています。
アルギニンの経口摂取によって成長ホルモンの分泌が促進されます。

また成長ホルモンは寝ている間にたくさん分泌されるため、睡眠時間や睡眠の質を改善することは発毛に効果があるといわれるのです。

成長ホルモンと発毛の関係

成長ホルモンが分泌されると、その刺激によって肝臓からインスリン様成長因子1(IGF-1)という物質が分泌されます。

このIGF-1が毛母細胞を活性化させ、ヘアサイクルの成長期を延長し、たんぱく質の結合を強めるなど、髪を成長させてくれるのです。

またIGF-1には毛乳頭の血流を促進して毛髪の成長を助けるという重要な役割もあります。
もちろん成長ホルモンを分泌させれば確実に発毛する、というわけではありません。

新陳代謝が促されても、髪の毛を作り出すためのアミノ酸やたんぱく質が不足していれば発毛には至りませんし、頭皮環境が悪ければそこで阻害される可能性もあります。

さまざまな要因がからみあって抜け毛や薄毛の原因となっているように、発毛も複数のアプローチで効果が出るのです。

ただ成長ホルモンの分泌が足りないと髪が生えにくくなることは確かですから、発毛を促すために不可欠な対策のひとつと捉えましょう。

成長ホルモンの分泌を促進するアルギニン


年齢を重ねるうちに成長ホルモンの分泌は衰えてしまいます。
しかし日本では成長ホルモンは医薬品として扱われており、育毛の目的で成長ホルモンを直接注射することはできません。

そこで注目されたのがアルギニンです。
アルギニンとはアミノ酸の一種で、人間の体に普通に存在している栄養素です。

主な働きはまさに「成長ホルモンを分泌させること」です。
育毛に効果を与えるためには1日あたり4000~8000mgのアルギニンが必要だといわれています。

これを食品で摂取するには、肉で400g~800g、大豆では200~300gです。

1日にそれだけの量を摂取するのもなかなか難しいですから、食事と一緒にサプリメントを使うなど、意識して上手にアルギニンを摂取していきましょう。

「睡眠が髪を作る」その理由

「寝る子はよく育つ」といいますが、これはあながち根拠のない言葉ではありません。
なぜなら成長ホルモンの分泌は睡眠中に最も活発になるからです。

この時間に髪を作るためのたんぱく質の合成が行われ、日中に受けたダメージを修復する細胞分裂が促進されます。

とくに夜10時~2時の4時間は成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムです。
しかし仕事などをしているとこの時間帯に寝ることはなかなか難しいでしょう。

そこで最近は「睡眠の質」を向上させることが推奨されています。

成長ホルモンは寝付いて1時間ほど経ったノンレム睡眠時に最も多く分泌され、そこから3時間は分泌が続きます。

寝付いてからの3時間を深くしっかりとした眠りにすることで、副交感神経が活発化し、成長ホルモンが大量に分泌されます。

気をつけたいのが寝る直前に食べないようにすることです。
血糖値が上がり、内臓が消化活動に入るため寝付きが悪くなって、睡眠が浅くなってしまいます。

(まとめ)成長ホルモンは女性の発毛にどう関係しているの?

1.髪の育成には成長ホルモンが必要不可欠です

筋肉や骨を作り、傷んだ組織や肌の修復などを促す成長ホルモンは、髪の育成にも深く関わっています。

成長ホルモンが分泌されることで、毛母細胞が活性化して、発毛が促されます。

また新陳代謝を促す作用があり、日中にダメージを受けた髪を修復する働きをします。

2.成長ホルモンと発毛の関係

成長ホルモンがインスリン様成長因子1(IGF-1)を分泌させます。
このIGF-1が毛母細胞を活性化させ、髪の成長を促しているのです。

とはいえ髪の素となるアミノ酸やたんぱく質が不足していては効果がありません。
栄養バランスや生活環境などの発毛対策と併用しましょう。

3.成長ホルモンの分泌を促進するアルギニン

成長ホルモンは医薬品の扱いで直接身体に取り入れることはできません。
そこで「成長ホルモンの分泌を促す」効果を持つアミノ酸の一種アルギニンを摂取することが大切になります。

食事と一緒にサプリメントを使うなど工夫して取り入れましょう。

4.「睡眠が髪を作る」その理由

成長ホルモンの分泌は睡眠中に最も活発になります。

とくに夜10時~2時の4時間はゴールデンタイムです。