地肌ケア用のシャンプーを使ってケアすると、頭皮のベタつきが改善されます


頭皮のベタつきを改善するには、地肌ケア用のシャンプーを使ってケアするのが効果的です。

さまざまな種類のシャンプーが売られていますが、地肌ケア用のシャンプーを使うと、頭皮のベタつきやニオイなどが改善され、健やかな頭皮に変化していくでしょう。

頭皮のベタつきは1日に何度もシャンプーをしたからといって、改善されるものではありません。

必要以上にシャンプーの回数を重ねることで、さらに頭皮のベタつきがひどくなる場合があります。

まずは頭皮に合ったシャンプーを選んで、地肌ケアを行っていきましょう。

シャンプーの目的は髪を洗うことではなく、頭皮を洗うことです

シャンプーは髪を洗うためのものだと思われている方が多いですが、シャンプーをする目的は頭皮を洗って、清潔な状態を保つためです。

頭皮は身体の各部位の中で、最も皮脂の分泌が盛んな場所のため、ベタつきやニオイが発生しやすいといえます。

顔のTゾーンと比較しても、およそ3倍近くの皮脂腺が頭皮に存在しているといわれています。

正しい地肌ケアをするためには、シャンプーをする目的を理解しておきましょう。

シャンプーの役割

シャンプーには、頭皮の余分な皮脂や汚れなどを落とすという目的があります。

頭皮は皮脂の分泌が多いため、毛穴に皮脂が詰まりやすい状態です。

もし、毛穴の皮脂を落とさないでいると、毛穴に詰まりが生じ、頭皮のベタつきやニオイ、抜け毛や薄毛の原因になります。

シャンプーが持つ役割は頭皮に残った不要な皮脂を洗い流し、髪が育ちやすい環境に整えることです。

トリートメントの役割

トリートメントもシャンプーと同じく、髪に栄養を与えるものというイメージが強いですが、頭皮にも栄養を与え、保湿力を高めるという役割があります。

地肌ケア用のトリートメントを使うと、髪の手触りをよくするだけでなく、頭皮環境を整えて、健やかな髪を育てるサポートをしてくれます。

髪のダメージを修復し、髪をコーティングする効果以外にも、地肌ケア効果があるかどうかにも着目して、トリートメントを選ぶと良いでしょう。

間違ったシャンプー方法が頭皮に負担を与えます


頭皮がダメージを受ける原因はいくつか考えられますが、間違ったシャンプー方法が頭皮の負担になっているケースはよくあります。

多くの人が自己流でシャンプーをしていますが、これまでのシャンプー方法を見直すだけで頭皮環境が改善される可能性があります。

自分が普段から間違ったシャンプー方法をしていないかチェックしてみましょう。

洗浄力が強いシャンプーで頭皮を洗う

頭皮のベタつきが気になるからといって、洗浄力が強いシャンプーで地肌ケアをするのはおすすめできません。

顔の肌も洗いすぎると乾燥やつっぱりが感じられるように、頭皮も皮脂が不足すると、カサつきやフケなどが起こりやすくなります。

シャンプーをたくさん頭皮につける

シャンプーをたくさん使っても、頭皮環境が整うわけではありません。

適量を超えてしまうと、頭皮が必要とする皮脂まで洗い流してしまったり、すすぎをしてもシャンプーの成分が頭皮に残ったりしやすく、頭皮トラブルの原因になります。

頭皮を長時間洗う

丁寧なシャンプーは地肌ケアの基本ですが、あまりに長い時間頭皮を洗うと逆効果になります。

ベタつきがますますひどくなったり、抜け毛が増えたりすることがあります。

頭皮を洗う時間は5分を超えない範囲にとどめましょう。

頭皮の汚れを落とすために、シャンプーをつけたままの状態で放置するのもNGです。

洗浄成分の影響で頭皮のかゆみや抜け毛、枝毛、切れ毛などを招きます。

熱いお湯を使う

お湯の温度が高い方が、頭皮のベタつきを落とせるように思うかもしれませんが、熱すぎるお湯はシャンプーを泡立ちにくくします。

いくら頭皮に合ったシャンプーを使っていても、お湯の温度が適切でなければシャンプーの効果は得られにくくなります。

また、熱いお湯は頭皮への刺激も大きいといわれています。

正しいシャンプー方法で地肌ケアに取り組みましょう

地肌ケアで頭皮環境を改善するには、正しいシャンプー方法を身につける必要があります。

これまで自己流のやり方でシャンプーをしていた方も、ほんの少し頭皮を気遣うことで、健やかな頭皮環境を保てるようになるでしょう。

シャンプー前のブラッシング

シャンプーで頭皮を洗う前にブラッシングをすると、頭皮や髪に付着した汚れが落としやすくなります。

ブラッシングをする時は、ブラシの毛先で頭皮を傷つけないように気をつけましょう。

ぬるま湯だけで洗う

ブラッシングが終わったら、シャンプーをつける前にぬるま湯だけで頭皮を洗いましょう。

ブラッシング+ぬるま湯の予洗いだけでも、頭皮の汚れの多くが落とせるといわれています。

シャンプーをよく泡立てて洗う

シャンプーは液体を直接頭皮に乗せるのではなく、手のひらで少量の水と混ぜてから、頭皮になじませるのが理想的です。

このひと手間をかけるだけで、頭皮への負担を減らすことができます。

シャンプーはよく泡立てて、髪の根元から毛先に向かって洗っていきます。

指の腹でもむように洗うと頭皮の汚れ落ちが良くなり、爪で頭皮を傷つける心配もなくなります。

手の力を抜き、やさしい力でマッサージするように頭皮を洗いましょう。

ぬるま湯でしっかりすすぐ

シャンプーで頭皮全体を洗い終えたら、たっぷりのぬるま湯ですすぎをします。

すすぎ残しは頭皮トラブルの原因になるため、生え際や耳の後ろなども充分にすすぎます。

シャンプーをしたら、トリートメントを使って地肌を保湿してあげましょう。

トリートメント後のすすぎも、しっかりと行ってください。

頭皮の負担をかけないドライヤーの使い方があります


シャンプーとトリートメントの後、自然乾燥で頭皮を乾かすと、雑菌が繁殖してニオイの原因となります。

ドライヤーの熱が頭皮や髪にダメージを与えるといわれることがありますが、正しいドライヤーの使い方をマスターすれば、そのような心配もなくなるでしょう。

頭皮が生乾きの状態で寝てしまうと、枕にも雑菌が繁殖してしまうので、シャンプーの後はドライヤーで頭皮を乾かす習慣を身につけましょう。

タオルドライをする

ドライヤーを使う前に、タオルで頭皮や髪の水分を取り除いておきます。

たっぷり水分を含んだ状態でドライヤーをかけると、ドライヤーを使用する時間が長くなり、頭皮や髪の負担となります。

髪と髪をこすり合わせるとキューティクルがはがれてしまうので、頭皮を拭くようにタオルドライをしましょう。

髪はタオルで挟むようにして、水分をタオルに吸わせていきます。

ドライヤーは頭皮から離して使う

ドライヤーで頭皮や髪を傷めてしまうのは、ドライヤーを近づけすぎているせいかもしれません。

15~20cmくらいが頭皮や髪にダメージを与えない、適切な距離だといわれています。

ドライヤーを手にしたら、まずは頭皮から乾かしていってください。

毛先から乾かしてしまうと髪がドライヤーの熱を受ける時間が長くなり、乾燥やパサつきの原因になります。

まずは前髪の根元から乾かし、全体的に根元を乾かし終わった後で、最後に毛先を乾かします。

マラセチア菌の繁殖が頭皮環境を悪化させる原因になります

正しいシャンプー方法とドライヤーの使い方を実践すれば、頭皮トラブルは少なくなります。

頭皮の不快な症状の原因は、頭皮にいる「マラセチア菌」という常在菌の影響です。

マラセチア菌はカビ菌の仲間で、フケの原因菌とも呼ばれており、皮脂をエサとして頭皮に棲みついています。

健康な人もマラセチア菌を持っていますが、必要以上に繁殖すると頭皮のベタつきやニオイ、フケ、かゆみなどを引き起こすことがあるのです。

乱れた食生活や睡眠不足、過度のストレスなどが引き金となって、頭皮の皮脂が過剰に分泌され、皮脂を好むマラセチア菌が異常繁殖するきっかけを与えてしまいます。

過剰な皮脂やフケがある頭皮では髪が育ちにくいため、抜け毛が起こりやすくなります。

頭皮環境を守るためには、規則正しい生活を送る心がけが必要です。

地肌ケアの効果を高められるかどうかは、日頃の生活習慣にかかっているといえます。

頭皮の皮脂の役割を理解しましょう

頭皮の皮脂はベタつきやニオイの原因になりますが、皮脂が少ないのも頭皮にとっては良い状態ではありません。

何かと悪いイメージを持たれがちな皮脂ですが、皮脂には頭皮を保護するための大切な役割があります。

皮脂は皮脂腺から分泌されて、毛穴を通って頭皮の表面で汗と混じり合い、「皮脂膜」となって頭皮を外部の刺激から守っているのです。

さらに皮脂膜が頭皮の水分が蒸発するのを防ぎ、頭皮や髪に潤いとツヤを与えています。

地肌ケアにおいて皮脂を洗い流すことは大切ですが、洗浄成分の強いシャンプーを敬遠した方が良いのは、必要な皮脂まで失うのを防ぐ意味があるためです。

皮脂膜があるおかげで頭皮の角質層が守られ、雑菌が繁殖しにくい環境が保たれています。

頭皮の皮脂が減ってしまうのは、シャンプーの影響だけではありません。

加齢によってホルモンバランスが変化することで、頭皮の皮脂が減少することもあります。

年齢による頭皮への影響に対応するには、地肌ケアを重視したシャンプーやトリートメントが適しているでしょう。

(まとめ)頭皮のベタつきが気になる時は、地肌ケア用のシャンプーを使って、余分な皮脂を洗い流しましょう。


トリートメントも地肌ケア用のものを選ぶと、より効果的です。

髪を洗うためにシャンプーを使うというイメージが強いですが、シャンプーの目的は頭皮を洗うことです。

正しいシャンプー方法を実践し、頭皮に負担をかけないように地肌ケアをしましょう。

ドライヤーの使い方にも、頭皮や髪にダメージを与えないコツがあります。

頭皮の皮脂は過剰に分泌されればベタつきやニオイの原因になりますが、適度な皮脂が頭皮に残ることで、頭皮の潤いが保たれています。

地肌ケアは、皮脂を落としすぎないシャンプーを心がけましょう。