症状別に内服薬、外用薬や病院で処方してもらう薬、市販で購入できる薬があり、副作用があるものや、女性が飲んではいけない薬もあります。


薄毛のための薬には、症状別に内服薬と外用薬、病院で処方してもらう薬や薬局で購入できる薬などがあります。女性が飲んではいけない薬もあるため、市販品を購入する際には特に注意が必要となります。薬を使うことにより薄毛にどのような効果があるのか、主成分や副作用などについてご説明します。

薄毛の薬の種類には症状により内服薬と外用薬がある

薄毛の薬には内服薬と外用薬があり、病院で処方されるものと市販ものがあります。薄毛の症状により薬は異なりますし、副作用もあります。また、薄毛の薬の中には女性が飲んではいけない薬もあるため、薬局などで購入する場合には特に注意が必要です。

病院で処方される内服薬、パントガール

薄毛や抜け毛の治療薬として、女性が使用できる内服薬はパントガールです。病院で処方される薬で、女性の髪の育毛効果と安全性が認められた世界初の治療薬です。髪を作る栄養素を吸収することで、全体的に抜け毛が多い、分け目など地肌がみえやすくなる、びまん性脱毛症に効果があります。

パントガールの主成分と服用方法

主成分としては、髪のケラチン、また頭皮を正常に保つ効果があるパントテン酸カルシウム、髪を作るシスチン。また、血行を良くすることで健康な髪を育成するビタミンB群が含まれています。栄養補給を目的としているため、3ヶ月から6ヶ月ほど服用を続けることが多いです。妊娠中は医師に相談するようにしましょう。

パントガールの副作用

栄養素を主成分とした薬であることもあり、現在は副作用について重篤なものは報告されていません。軽度のもので、腹痛、下痢やめまいなどが起こる場合があるとされています。また妊娠中や授乳中、また12歳未満の服用は控えた方がよいとされています。

女性が使える病院で処方される外用薬3つ

女性が使用できる外用薬として病院で処方される薬、パントスチン、フロジン外用液、ロゲインの3種類について、それぞれの効果、主成分、副作用についてご説明します。

パントスチン

女性専用ではなく、男性も使用できる抜け毛抑制の外用薬です。パントガールなどの内服薬との併用で大きな効果が期待できるでしょう。びまん性脱毛症を始め、更年期症状の薄毛や抜け毛、また分娩後脱毛症などにも効果があるとされています。

男性ホルモンと酵素が結びつくことで、DHT(ジヒドロテストステロン)を作ることを阻害し、抜け毛を抑える働きがあります。パントスチンの主成分としては、DHTを作るのを阻害するアルファトラジオールがあります。

重篤な副作用は現時点で報告されていませんが、アルコール成分で、かゆみ、炎症を起こすことがありますので、そのような症状が出た時には病院で相談するようにしましょう。

フロジン外用液

ロジン外用薬はびまん性脱毛症はもちろん、円形脱毛症にも効果があるといわれている、女性も使用できる薬です。主成分として、血行を促進するカルプロニウム塩化物と、保湿効果のあるプロピレングリコールがあり、毛細血管を広げ、血流を良くすることで発毛を促進する外用薬です。

副作用として重篤なものは報告されていませんが、塗るタイプですので頭皮のかゆみ、かぶれ、発疹が起こることがあり、血行が良くなることで発汗やほてりが出る人もいます。血行改善があるため、お風呂から上がってすぐに使用すると副作用が出やすいといわれていますので、使用するタイミングに気を付けましょう。

なお、市販でも販売されていますが、病院で処方されるものの濃度が5%であるのに比べ、市販品は1%か2%と濃度が少なくなっています。効果を考えれば、処方してもらった方がよいでしょう。

ロゲイン

ロゲインは、女性はもちろん、男性も使用可能な薬で、早期の薄毛、抜け毛に効果があるとされています。男性用はミノキシジルが5%配合されていますが、女性用はミノキシジルが2%配合されていて、少しの濃度でも女性に効果があるといわれています。

主成分として、血管を誇張するミノキシジルと、保湿効果のあるプロピレングリコールがあり、ローションタイプなので、薄毛の気になる部分に塗ることで毛細血管が広がり血行が促進されます。そして毛根が活性化されることで育毛に繋がるのです。

副作用として、頭皮のかゆみ、かぶれ、発疹など、塗った箇所の血行が良くなることで起こることが多いですが、重篤な副作用は報告されていません。女性用はミノキシジルの濃度も低いので、副作用も弱くなっていると考えられます。
なお、妊娠中、授乳中の方は使用してはいけません。

薄毛の薬の中には、女性が飲んではいけない薬がある

薄毛の薬の中には、男性ホルモンに関与した作用を持つものもあり、女性が飲んだ場合の安全性や有効性が確認されていない薬があります。フィナステリド、デュタステリドの成分が入った、男性ホルモンが原因の際に飲む薬は女性が飲んではいけません。

これらの成分は、男の子を妊娠した時に、胎児の男児に対し生殖器の以上が発生する可能性があります。さらに、この有効成分は触れただけで皮膚から吸収されますので、家族などが使用している際にも注意が必要です。そのため妊娠中や授乳中の女性は、フィナステリドやデュタステリドを触れることも禁じられています。

(まとめ)女性が飲める薄毛のための薬の種類は?副作用などに気を付けて女性専用の薬を選ぼう

1.女性が使える薄毛の薬は、内服薬と外用薬がある

女性が使える薄毛の薬には、飲む内服薬と塗る外用薬があり、病院で処方されるものと市販品で、ドラッグストアなどで購入できるものがあります。

2.病院で処方される内服薬、パントガール

パントガールは女性が飲める内服薬として、女性の髪の育毛効果と安全性が認められた世界初の治療薬となり、びまん性脱毛症などに効果があります。

3.女性が使える病院で処方される外用薬3つ

女性が使える外用薬として、病院で処方されるのはパントスチン、フロジン外用液、ロゲインの3種類です。塗るタイプなので副作用として皮膚疾患が挙げられます。

4.薄毛の薬の中には、女性が飲んではいけない薬がある

薄毛の薬の中には、フィナステリド、デュタステリドといった男性ホルモンに関与した作用を持つものもあり、女性が飲んだ場合の安全性や有効性が確認されていない薬があります。それらの薬は、女性は飲んではいけません。