小学生であっても、脱毛症になってしまうことがあります


脱毛症は、大人だけの病気ではありません。
幼い子供でも脱毛症になってしまうことがあります。

小学生に多い円形脱毛症は、自分では気づきにくいものです。そのため、身近にいる保護者が子供の様子に気を配り、早期発見してあげることが大切です。

なぜ円形脱毛症になってしまうのか、なってしまった場合どうすればよいのかといったことについても、保護者が正しい知識を身に着けておきましょう。

子供の円形脱毛症は免疫の異常によって起こります

子供の円形脱毛症の原因の多くは、アトピーやアレルギーなどの免疫異常です。

また自己免疫疾患になると、毛根が異物とみなされて攻撃されてしまうこともあります。この場合も円形脱毛症になってしまいます。

円形脱毛症と言うと、頭皮の一部が硬貨のように丸く脱毛してしまう症状を想い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし小学生でも深刻な脱毛症になってしまった場合は、頭皮にいくつも脱毛箇所ができてしまったり、頭皮全体の髪の毛が抜け落ちてしまうこともあります。

また脱毛症とは異なるものの、ストレスによる抜毛症によって髪の毛がなくなってしまうこともあります。

抜毛症は自分で髪の毛を抜いてしまう病気ですが、怒られると思って子供が抜いている事実を隠したりすることがあるため、円形脱毛症と誤解してしまうことがあります。

頭ごなしに怒ったり問い詰めるのではなく、子供の様子を注意深く観察すると共に、ストレスをかけないようにすることが大切です。

小学生の脱毛症ケアには保護者のサポートが必要です


小学生は、自分で脱毛に気付かないこともあります。
まだ年若く、自分でいろいろな判断をすることができない小学生の脱毛症の治療には、保護者のサポートが必要です。

子供の状態に気を配る

とくにアレルギー体質の子やアトピーがある子供は、脱毛症になりやすい傾向があります。

時々一緒にお風呂に入ったり、髪の毛を結ってあげるなどして、子供の頭皮の状況を確認するようにしましょう。

学校をどうするか一緒に考える

幼い子は、「はげている」ということに大きなショックや羞恥を感じてしまいがちです。

周りの子供達も、大人であれば当り前にできる気配りができない場合が多いため、慎重な対応が必要です。

学校の先生に相談するかどうかや、症状が深刻化している場合にウィッグを利用するかどうかなど、保護者が先に立ってトラブルを回避できるように努めましょう。

病院に連れて行く

子供はひとりで病院に行くことはできません。
一緒に皮膚科などに連れて行って、適切な治療を受けさせるようにしましょう。

またその病院が信頼できるかどうかといった判断も大人がすることになります。脱毛症の治療は、時には10年以上に渡る長期的なものです。

後悔することがないよう、保護者が子供を守りながら進めていきましょう。

皮膚科での治療と合わせて心身のケアを行いましょう

小学生の子が脱毛症になってしまったら、保護者が治療のサポートや心身のケアを率先してしてあげるようにしてください。

皮膚科での治療

円形脱毛症は、皮膚科で治療を受けることができます。

早いうちに皮膚科に連れて行くことで、子供も、「はげた」というショックから、「病気だから仕方ない」と気持ちを切り替えるきっかけにすることができます。

皮膚科では、ステロイドを使った治療などが行われます。また症状がひどい場合には、子供にも副作用の少ない局所免疫療法などが取られることもあります。

皮膚科での治療内容については、保護者がしっかり説明を聞いて医師と相談しながら進めるようにしてください。

暮らしやすい環境づくり

学校への対応を考えたり、子どもがなるべく抜け毛を意識せずに済むよう、シーツや枕カバーの色を濃い目にするなどの工夫をしましょう。

ウィッグや帽子を使って隠してしまうという方法もあります。

子供の心のケア

脱毛症が起こったことでショックを受けている子に対しては、病気だからきちんと治るということや、同じ症状に悩む子がいるということを伝えてサポートをしましょう。

「また抜けてる」「あんたははげだから」などと、心ない言葉をかけたり、悩んでいる様子を見せたりしないようにしてください。

(まとめ)小学生でも脱毛症になってしまうことがあるって本当?

1.小学生であっても、脱毛症になってしまうことがあります

幼い子供でも脱毛症になることがあります。

小学生に多いのは円形脱毛症ですが、これは自分ではなかなか気付けません。

脱毛症になってしまっていないか保護者が日頃から気を配ると共に、正しい知識を身に着けておくことが大切です。

2.子供の円形脱毛症は免疫の異常によって起こります

小学生の円形脱毛症は、アトピーやアレルギー、自己免疫疾患などによって起こり、頭皮全体に及ぶ深刻な脱毛症になってしまうこともあります。

抜毛症と区別が付きづらいため、注意深く判断しましょう。

3.小学生の脱毛症ケアには保護者のサポートが必要です

小学生の脱毛症の発見や治療には、保護者のサポートが必要です。

子供の頭皮の状況に日頃から気を配り、もし脱毛症になってしまった場合には、学校への対応や病院での治療などについて、積極的にサポートしてあげましょう。

4.皮膚科での治療と合わせて心身のケアを行いましょう

小学生の脱毛症のケアは、保護者が率先して動いてあげる必要があります。
病院での治療方法についてよく話を聞いて検討したり、過ごしやすい環境を作ってあげましょう。

心のケアをして、気持ちに寄り添うことも大切です。