脱毛症には髪の量が変化するなどの前兆があります


脱毛症は気がつかないうちに始まっていると思っている方も多いでしょう。
実は気がつかないうちに始まっているのではなく、前兆を見逃している場合があります。

脱毛症の前兆は生えている髪の毛の量が減ることだけでなく、体全体に現れる場合や抜け毛の状態から発見できることもあります。
早いうちにその前兆に気が付くことができれば、対策も早いうちから始められるのです。
前兆を見逃さないように、日々の暮らしの中で注意深くチェックすることが必要です。

第一に現れる前兆は体調不良です

脱毛症の前兆を見極めるポイントは、髪の毛の変化だけでなく体のあちこちの変化を気にかけることです。
脱毛症を起こすのは、頭皮に栄養が届かないことや何らかの原因による毛根への刺激などです。

頭皮へ栄養が行き届かなくなるのは、血流が停滞するためであり、それには体全体の問題が大きく関わっています。
血流を停滞させる原因は、疲れやストレスなどです。
脳が疲労して自律神経が正常に働かなくなったり、肩こりなどがひどくなったりすることで頭皮への血液循環が悪化します。
当然のことながら、頭皮のかゆみやフケなどが増えている場合には、それも前兆として捉えることもできるでしょう。

また、体の病気やアレルギーによって自己免疫に異常が起こり、それが毛根を傷つけ始めることもあります。
さらに細かい部分で前兆を探す場合には、爪の形の変化は重要です。
爪と髪の毛の成分は似ており、自己免疫の異常によって爪を作る細胞と髪を作る細胞の両方が攻撃されることもあります。
爪の変形が起こった場合には注意が必要です。

残っている髪だけでなく抜け毛の様子にも注意しましょう


脱毛症と聞くと、頭部に生えている髪の毛が少なくなってしまうことばかりに心配や注目が集まりがちです。
しかし、髪が薄くなったということは抜け毛が増えたということであり、その抜け毛にも注意をしておくことが必要です。

脱毛症は髪の毛の成長のサイクルである「ヘアサイクル」が正常ではなくなって起こることがあります。
特に女性のびまん性脱毛などがそれにあたります。
ヘアサイクルの成長期が短くなることで髪の毛の成長が中途半端で終わってしまい、育ちきっていない状態で抜けるため、薄毛が進んでしまうのです。

抜けた髪の毛は長さや太さが不十分で、短く頼りない状態となっていることが多くあります。
また、髪の毛の成長を支えている毛根の状態も未発達となり、健康的な毛根よりも小さく膨らみが少なくなっています。
健康な毛根は栄養分をたっぷりと蓄えているため、ふっくらとしていることが多いものです。
さらにストレスが過剰な人の毛根は血行不良のため黒っぽくなっている可能性もあります。

頭皮環境が原因の場合には、毛根に過剰な皮脂がついており、表面が白い膜に覆われたように白っぽくなっていることもあります。

髪の毛と体の組織はつながっています

脱毛症の前兆を髪の毛の生え方以外で発見することができるのは、髪の毛も体の一部だということに他なりません。
私たちが普段口にしている食物は消化器官を通って血液に流れて行き、髪の毛の成長を促します。
また、不要な油脂を取りすぎれば、それも体内を循環していき、髪の毛根へとたどり着きます。

こうしたポイントを考えることで、脱毛症の前兆を髪の毛以外から発見することは容易くなるでしょう。
摂取した栄養を効率よく髪の毛の毛根まで運ぶためには血流が大切となりますし、それを支えるのは脳からの正しい指令です。
また、髪の毛は頭皮から生えているものであり、頭皮の状態も大切です。

脱毛症は髪が抜けることではありますが、その原因となるものが前兆として目に見える形で現れます。
それを発見することで薄毛などの次のステージへと進むリスクを前もって知ることができるでしょう。

(まとめ)脱毛症に前兆の症状はあるの?

1.脱毛症には髪の量が変化するなどの前兆があります

脱毛症の前兆は見逃しやすいものです。
これは髪の量の変化ではなく、体全体から始まることや抜け毛に顕著な変化が起こることもあるためです。
前兆を見つけるためには体の変化に注意することが必要となるでしょう。

2.第一に現れる前兆は体調不良です

脱毛症の前兆として現れることが多いのは、全身の体調の変化です。
疲れやストレスが溜まっていたり、アレルギー症状などが出たりした場合には注意が必要となります。
また、爪などの細かい部分に変化が現れることもあります。

3.残っている髪だけでなく抜け毛の様子にも注意しましょう

脱毛症の始まりは髪の毛の成長の停滞や不全が関係していることも多いものです。
そのため、脱毛が本格的に始まる前から抜けた髪の毛の毛根に変化が見られることもあります。

4.髪の毛と体の組織はつながっています

脱毛症は髪の毛の症状ですが、根本的な原因は髪や頭皮だけでなく全身が関係していることもあります。
髪の毛を作っている機能を支えているのは体であり、二つは密接につながっているため、前兆を見つけるためには髪に注意しているだけではいけません。