脱毛症の種類によって抜ける期間は違います


脱毛症は毛髪が何らかの原因によって、正常で健康的なヘアサイクルとは違った抜け方をしてしまう症状のことです。
その原因や抜け方によって、脱毛症の種類を分けることができます。

まず第一にあげられるのは、円形脱毛症です。
円形脱毛症の原因は頭皮の炎症にあり、この炎症は自己免疫の異常ではないかと考えられています。
さらに、ひこう性脱毛症や脂漏性脱毛症など頭皮の環境に関係して起こるものもあります。
またヘアサイクルの乱れによって、抜ける期間が伸びることでも脱毛症は起こるのです。

脱毛症によって原因などが異なります

脱毛症のことを考えるにあたっては、種類と原因を明らかにしてそれぞれを別のものとして考えていくことが必要です。
原因の違う脱毛症をひとつのものとして扱っても、対処法を探し、改善していくなかで効率が悪くなります。

円形脱毛症の原因は、自己免疫の異常によるものという説が有力です。
免疫異常によって頭皮が炎症を起こすことで、毛根が傷ついて脱毛が起こります。
これは、毛根を異物として判断した免疫細胞が毛根を激しく攻撃するためです。

また、精神的なストレスやホルモンバランスの異常などによっても、円形脱毛症が起こりやすくなると考えられています。
毛根への攻撃は成長期の毛包を傷つけますが、永続的なものではないため、抜ける期間は限られており自然治癒するものがほとんどです。

また、ひこう性脱毛症と脂漏性脱毛症は、それぞれに頭皮が乾燥した場合と皮脂分泌が過剰になった場合に起こります。
二つは対照的な原因によって起こりますが、これらも治癒することは可能です。
ひこう性は乾燥したフケが異常に溜まるものを指し、脂漏性は皮脂が溜まることで毛穴が詰まります。
この原因としては、誤ったシャンプー方法やパーマなどの刺激が関係しているといわれています。

最後がヘアサイクルの乱れが関係しているものです。
ヘアサイクルの乱れによって、髪の毛の成長する期間が短くなり、成長せずに抜ける期間が長くなってしまいます。
これによりヘアサイクル自体も短くなり、髪の毛が十分に成長することができません。

女性の脱毛症の根本には体内の問題が大きく関わっており、それをさらに悪化させる原因としてヘアケアの問題があります。

ヘアサイクルの抜ける期間に関係のある脱毛症もあります


ヘアサイクルが関係している脱毛症は、病気などで脱毛が起こった場合よりも治りが遅くなり長期化するリスクが高くなる場合があります。
病気やストレス等の原因がはっきりとしたものであれば、それを取り除くことで抜ける期間が少なくなり、改善へと一歩が踏み出しやすいものです。
しかしヘアサイクルに問題がある場合には、それを繰り返すことによって徐々に悪化してしまう可能性すらあります。

ヘアサイクルは、髪が太く濃くなる成長期、そのまま成長が止まる退行期、抜ける期間である休止期から成り立っています。
成長期が最も長いのですが、これが短縮されると髪が正常に成長できません。
すぐに成長が止まって抜ける期間に入ってしまうことで、髪が全体的にやせ細り、量も減ってきてしまいます。
ヘアサイクルの変化は体内に問題があることが多く、生活リズムの悪化やストレス、食事などが影響を与えています。

ヘアケアが頭皮の環境に影響を及ぼすこともあります

体内環境によって始まった頭皮環境の変化は放置したり、過度な刺激を与えたりすることで悪化する可能性があります。
最初は、乾燥や皮脂過剰が始まりますが、それをそのままの状態にしておくことで頭皮環境は悪化の一途をたどるのです。
頭皮環境が悪くなってきた場合には、適切な皮脂のコントロールが大切です。
しかし、以前と同じ対策をとり続けてしまうと悪化してしまう危険があります。

特にシャンプーの成分は刺激の強いものがあったり、すすぎで汚れが十分に落としきらずに残っていたりといったことで頭皮が傷ついている可能性が考えられます。
頭皮の状態に大きな変化があったときには、一度ヘアケアの見直しをしてみることも必要です。
根本的な原因がシャンプーになかったとしても、悪影響を与えるようになっていることもあるかもしれません。

(まとめ)脱毛症のタイプによって抜ける期間に違いはあるの?

1.脱毛症の種類によって抜ける期間は違います

脱毛症にはいくつかの種類があり、それぞれに違った原因、違った症状があるものです。
脱毛症の症状の違いとしては、抜ける期間や抜け方があります。
また、ヘアサイクルによる自然に抜ける期間が長くなることで脱毛するケースもあります。

2.脱毛症によって原因などが異なります

脱毛症には円形脱毛症やひこう性、脂漏性脱毛症などのいろいろな種類があります。
これらの症状は抜ける期間や形、原因も治療方法も違っています。
そのため、それぞれの症状から原因を見分けることが必要です。

3.ヘアサイクルの抜ける期間に関係のある脱毛症もあります

脱毛症の原因のなかでも、成長が終わって抜ける期間に関係して起こるものは抜け毛や薄毛が長期化しやすく、長く悩まされるものとなりがちです。
体内に原因があることが多いため、ライフスタイルを総合的に見直す必要があります。

4.ヘアケアが頭皮の環境に影響を及ぼすこともあります

体内環境の変化によって起こる脱毛症も、ヘアケアの問題は重要な影響を与えます。
体内の問題によって頭皮環境が悪くなった場合には、それを補うために外側から環境の改善を目指すことが必要です。