女性特有の脱毛症の原因としては、出産や女性ホルモン、ヘアスタイルなどいくつかのものが挙げられます


女性特有の脱毛症としてよく知られているのが分娩後脱毛症です。これは出産の後に髪が抜けるものですから、確かに男性には起こりません。

またこのほかにも女性ホルモンの減少によって起こるびまん性脱毛症や、ヘアスタイルによって起こるけん引性脱毛症、フケが大量に発生するひこう性脱毛症なども女性に多い脱毛症です。

つまり女性特有の脱毛症の原因には、種類に応じて複数のものが挙げられるのです。

それぞれのライフステージ特有の脱毛症があります

女性は、年齢によって大きく生活が変化していきます。
それぞれの年代で注意すべき女性特有の脱毛症にはどのようなものがあるのでしょうか。

結婚

姓が変わったり、引っ越しをしたりすることの多い女性は、男性に比べて結婚の影響を受けやすい傾向にあります。

結婚は楽しくめでたいことですが、結婚式の準備や家計管理、慣れない家事や環境の変化などによってストレスが溜まって脱毛症になってしまうこともあります。

出産

出産後、2~3か月が経過すると、抜け毛が起こります。
妊娠中に多く分泌されていた女性ホルモンが正常な分泌量に戻るために起こることで、1年ほど経つと自然に収まります。

しかし出産後の慣れない育児や授乳で睡眠不足や栄養不足になってしまった場合、別の要因から抜け毛が進んでしまうこともあるので注意が必要です。

更年期障害

女性ホルモンの分泌量は、50歳前後にやってくる更年期を境に急激に減少します。
女性ホルモンは髪を美しく保つのを助ける働きをしているため、この時期以降、頭皮全体から髪の毛が減っていくびまん性脱毛症が起こる可能性が高まります。

ダイエットやヘアカラー、ストレスなども脱毛症を引き起こす原因となります


男性に比べて、女性はお洒落やファッションに気を配る傾向が高いという特徴があります。しかしこうしたお洒落が由来で起こってしまう脱毛症もあります。

ダイエット

脂質やタンパク質、炭水化物などを過度に制限したダイエットは、髪の健康のためによくありません。ムリなカロリー制限を伴うダイエットも同様です。

ダイエットを行う際は、栄養バランスを考えて、最低限のカロリーはきちんと摂るように気を付けましょう。

へアカラー

ヘアカラー剤は、頭皮に大きな負担をかけます。
カラーを行った時に、頭皮が沁みて痛みを感じる人も多くいます。
明るい色へのカラーリングを繰り返していると、頭皮はどんどんダメージを受けてしまうのです。

どうしてもカラーリングをしたい場合は、なるべく頭皮につかない施術をしてくれる美容院や、頭皮にダメージを与えづらい優しい成分の薬剤を使っている美容院で施術を受けるようにしましょう。

化粧品

ヘアワックスやムース、スプレーなどが毛穴を塞いで抜け毛の原因になることもあります。
生え際付近にはファンデーションも付着しますから、メイク落としやシャンプーでしっかり落とすようにしましょう。

肌と同様に、心身や頭皮のお手入れを行いましょう

ほとんどの女性は、朝晩の洗顔時にお肌のお手入れをしていることでしょう。
しかし頭皮のお手入れや心身のお手入れとなると、おざなりにしてしまっている方も多くいます。
お顔のお手入れと同じように、心身と頭皮のお手入れも行うようにしてください。

心身のお手入れ

忙しい毎日の中で、ついつい睡眠時間を削って仕事や家事をしてしまっていないでしょうか。

また今日はひとりの食事だからと、適当な残り物を食べて食事を終えてしまっていないでしょうか。
健康な体作りの基本は、睡眠・食事・運動です。

心身を健康に保つ為に、健康的な生活を心がけましょう。

頭皮のお手入れ

頭皮用の保湿ローションや、ホホバオイルやココナッツオイルを利用したオイルマッサージ、ヘッドスパなどを行うようにしましょう。

蒸しタオルを利用して血行を促したり、炭酸水で洗髪をすることでも毛穴の汚れを落とす効果が期待できます。
頭皮のお手入れには、毛穴の汚れをしっかり落とすことと、保湿を行うことが大切なのです。

(まとめ)女性特有の脱毛症の原因って一体なに?

1.女性特有の脱毛症の原因としては、出産や女性ホルモン、ヘアスタイルなどいくつかのものが挙げられます

女性特有の脱毛症としては、出産後に髪が抜ける分娩後脱毛症が知られています。

そのほか、女性ホルモンに由来するびまん性脱毛症や、ヘアスタイルが原因となるけん引性脱毛症、なども女性に多い脱毛症であり、それぞれに原因があります。

2.それぞれのライフステージ特有の脱毛症があります

女性は、結婚による環境変化や、出産や更年期による女性ホルモンのバランスの乱れによって脱毛症になってしまうことがあります。

このうち、出産による脱毛症は時が経てば収まりますが、状況によっては進行する恐れもあるので注意が必要です。

3.ダイエットやヘアカラー、ストレスなども脱毛症を引き起こす原因となります

女性がしばしば行うダイエットやヘアカラーは、抜け毛の原因になることがあります。

またヘアカラーやワックス、ファンデーションによる毛穴の詰まりも脱毛症を引き起こす場合があります。

4.肌と同様に、心身や頭皮のお手入れを行いましょう

お顔のお手入れはきちんとしていても、毎日の睡眠や食事、運動をおろそかにしていては健康な体を作ることはできません。

また頭皮に関しても、お顔と同じように汚れを落として保湿を行うケアをするようにしましょう。