子供でも脱毛症になる場合があります


脱毛症は大人だけの問題ではありません。子供の中にも、脱毛症になってしまう子はいるのです。
子供の脱毛症として多く見られるのが、「円形脱毛症」です。

これは自分では気づけない場合もある脱毛症ですから、お母さんやお父さんが注意して見てあげるようにしましょう。子供の脱毛症の場合でも、早期に発見して対策をとることが大切です。

子供の脱毛症の原因は免疫疾患やストレスです

子供の脱毛症の原因としてあげられるのが、免疫疾患とストレスです。これ以外の原因で起こることもありますが、主にこのふたつだと考えて良いでしょう。

免疫疾患

とくにアトピーなどのアレルギー体質の子供に起こりやすい脱毛症です。免疫異常が起こって、誤って毛根を攻撃してしまうことによって起こります。

両親が円形脱毛症やアレルギー持ちの場合、子供にも同じ症状が出やすい傾向があります。

ストレス

精神的なストレスだけでなく、夜遅くまで起きているといった身体的なストレスも原因になります。栄養バランスのよい食事を与えたり、安心して過ごせる環境づくりを整えたりすることでケアをしてあげるようにしましょう。

また悩みごとや嫌なことがないかどうか、よく話を聞いたり、身近な大人がしっかり子供に向き合ってあげることも大切です。

そのほか頭に怪我を負ったりすることが原因で一時的に髪の毛がなくなってしまうこともあります。しかしこの場合はよほどひどい状態でない限り、傷が塞がればまた髪の毛が生えますから心配はいりません。

子供が脱毛症になってしまったら、皮膚科を受診しましょう


子供の円形脱毛症は、大人とは違い、加齢による問題ではないことは明らかです。その為、適切な治療を施せば多くの場合きちんと回復することができます。

皮膚科

子供の頭皮に円形脱毛症が見つかったら、まず皮膚科を受診するようにしましょう。何が原因かよくわからない場合でも、皮膚科にかかれば塗り薬などを処方してもらえます。

子供は自分ひとりで医者にかかるかどうかの判断をすることができません。
まだいいかも、と思ってしまわずに、保護者が適切な治療を受けさせるように心がけるようにしてください。

カウンセリング

自分で髪を抜いてしまう抜毛症が併発しているなど、明らかにストレスが原因である場合は、心療内科やカウンセリングが有効な場合もあります。

些細なことが大きな悩みに繋がってしまっている場合もあるので、注意して子供の様子を見るようにしてください。

また、保護者があまりに大きな不安を感じてしまうと、その不安感が子供にまで伝わってしまうこともあります。円形脱毛症が心配でも、あまり気にし過ぎる様子を見せないなどの配慮も必要です。

子供の心のケアも怠らないようにしてください

小学生くらいになると、円形脱毛症になってしまったことを恥ずかしく思う子供も多くなってきます。「友達に隠したい」「ハゲているとからかわれるのが嫌」というのは、子供にとって当然の欲求です。

とくに、小さい子供は残酷な面もありますから、下手に知られてしまうとからかいの対象になってしまうこともあります。
そうならないためには、保護者のケアが大切です。

プールや旅行

プールや旅行先での入浴など、髪の毛が濡れると、脱毛がはっきりわかってしまう場合があります。
保険の先生などと相談して、プール後に髪を乾かせるようにしたり、タオルを巻いて授業に出られるようにできないか検討してみましょう。

またバンダナなどを利用するのもおすすめです。旅行先での入浴は、先生と一緒に入らせてもらうなどの措置を取ってもらうのが良いでしょう。

周囲から特別視されないよう、さりげなく行うことが大切です。

寝具

抜けた髪の毛が枕カバーなどにたくさんついていると、ショックを受けてしまう子供もいます。なるべく暗い色のカバーを使うなどして、抜け毛が目立たないようにしてあげましょう。

(まとめ)子供にも脱毛症が起こることがあるって本当?

1.子供でも脱毛症になる場合があります

脱毛症は、子供でも起こることのある病気です。とくに多いのが円形脱毛症ですが、これは自分では気づけない部位にできることもあるので、両親などが注意して見てあげるようにしてください。

2.子供の脱毛症の原因は免疫疾患やストレスです

子供の脱毛症は、免疫疾患によって毛根が攻撃されてしまうことや、心身にストレスを感じることによって起こります。
両親に円形脱毛症やアレルギー症状がある場合や、不規則な生活を送っている場合は特に注意するようにしてください。

3.子供が脱毛症になってしまったら、皮膚科を受診しましょう

子供の脱毛症を治療するためには、適切な治療を受けることが大切です。

まずは皮膚科を受診して、状態を改善させるようにしましょう。ストレスが原因の場合は心療内科やカウンセリングも有効な場合があります。

4.子供の心のケアも怠らないようにしてください

子供にとって、円形脱毛症はとても恥ずかしいと感じるものです。学校で友達にからかわれたりすることがないよう、気を付けてあげましょう。

また枕カバーについた抜け毛が目立たないように濃い色を使うといった配慮も大切です。