脱毛症には多くの種類があります


脱毛症には、円形脱毛症・分娩後脱毛症・びまん性脱毛症・けん引性脱毛症などさまざまな種類があります。このうち、絶対に女性にしか起こらない脱毛症もありますが、男女共通してリスクがある脱毛症も多数あります。

また男性の脱毛症として知られているAGAは、場合によっては女性が発症することもあります。加齢によって女性ホルモンが減少したり、なんらかの原因によって男性ホルモンが増加したりすると、女性であってもAGAになることがあるのです。

脱毛症はいくつかの種類に分類することができます

脱毛の種類には、次のようなものがあります。

円形脱毛症

頭皮の一部が円形に脱毛してしまう病気で、ストレスが大きな原因になっていると言われています。
目立たない場所であれば、上からかぶさる髪の毛でカバーできますが、自分で見えない場所に出来てしまうと気付けないという難点もあります。

分娩後脱毛症

女性特有の脱毛症で、出産後に髪の毛が抜ける脱毛症です。

妊娠中に女性ホルモンの分泌量が高まることが原因で起こります。1年ほどで収まる場合がほとんどですから、時が経つのを待ちましょう。

びまん性脱毛症

女性の脱毛の多くがこの「びまん性脱毛」だと言われています。

額や頭頂部といった一部ではなく、頭皮全体の髪の毛が薄くなるという特徴があります。加齢やストレス、生活環境の乱れなどによって女性ホルモンのバランスが崩れることによって起こります。

けん引性脱毛症

ポニーテールなど、髪をきつく引っ張る髪型によって起こる脱毛症です。いつも同じ場所で髪を分けていると、髪の重みで脱毛が起こってしまうこともあります。

そのほか、症例はそれほど多くないものの、フケが特徴的なひこう性脱毛症や脂漏性脱毛症などの脱毛症が起こることもあります。

脱毛症の種類に合わせた対処を取りましょう

脱毛症を治療するためには、その原因を取り除くことが一番効果的です。
脱毛症が起こった場合は、原因を取り除くよう心掛けましょう。

円形脱毛症

円形脱毛症の原因はストレスです。極力ストレスを感じない生活を送れるようにしましょう。

しかし仕事や人間関係など、ストレスの原因がわかっていても、なかなか取り除けない場合もあります。そういう時は、ストレス発散を心がけることが大切です。

ストレス元とはまったく関係のない友達を遊びに行ったり、ショッピングを楽しんだりして、リフレッシュするようにしましょう。

分娩後脱毛症

出産した後の脱毛は、時が経てば治りますが、少しでも早い回復を目指すのであれば、女性ホルモンを整える生活を送るようにしてみてください。

女性ホルモンと似た働きをする大豆エストロゲンを摂取したり、育児で不規則になりがちな生活リズムを整えたりすることが効果的です。ただし大豆エストロゲンには摂取上限がありますから、摂りすぎには注意してください。

けん引性脱毛症

髪型を変えたり、分け目を変えたりして、頭皮に負担がかからないヘアスタイルにするようにしてください。

またスタイリング剤を多く利用している人は、毛穴に詰まってしまうことがあります。シャンプーをしっかり行い、多用は避けましょう。

通院や服薬も視野にいれて対策をとりましょう

脱毛症の原因には、加齢による女性ホルモンの乱れや頭皮の炎症など、自分だけではなかなか解決しづらいものもあります。

また脱毛が起こっているが、何が原因なのかはっきりわからないということもあるかもしれません。そういう時に有効なのが、専門家に相談するということです。

皮膚科

頭皮は皮膚のうちですから、痛みや痒み、赤みなどが同時に起こっている場合は、皮膚科に相談することで改善が望めます。

症状のひとつに脱毛があることを伝え、何が原因なのか診てもらいましょう。脂漏性脱毛やひこう性脱毛の他、円形脱毛症などの場合も皮膚科で治療をすることができます。

産婦人科

とくに女性の脱毛症は、女性ホルモンのバランスに密接に関わっていることの多いものです。

分娩後脱毛症やびまん性脱毛症のほか、特に理由のわからない脱毛症などの場合も、産婦人科にかかることで改善される可能性があります。

心療内科

ストレスが原因で脱毛が起こっている場合や、他に不眠やイライラ感などの症状がある場合は、心療内科やカウンセリングが有効な場合もあります。

自分で髪を抜いてしまう抜毛症などの症状がある場合も心療内科での治療が適切でしょう。

(まとめ)脱毛症には複数の種類があるの?

1.脱毛症には多くの種類があります

脱毛症には多くの種類があります。円形脱毛症・分娩後脱毛症・びまん性脱毛症・けん引性脱毛症などが代表的です。

また男性に多い脱毛症として知られているAGAは、女性に起こることもあります。

2.脱毛症はいくつかの種類に分類することができます

脱毛症の種類には、ストレスが大きな要因となる円形脱毛症や、出産後に起こる分弁護脱毛症、女性ホルモンの乱れによって起こるびまん性脱毛症などがあります。

その他、ひこう性脱毛症や脂漏性脱毛症も脱毛症のひとつです。

3.脱毛症の種類に合わせた対処を取りましょう

脱毛症の原因を取り除いて、症状を緩和させましょう。

円形脱毛症の場合はストレス発散を心がける、分娩後脱毛症の場合は女性ホルモンのバランスを整えるなど、原因に合わせた対処を取ることが大切です。

4.通院や服薬も視野にいれて対策をとりましょう

脱毛症の中には、自分ひとりでは改善が難しいものもあります。

種類によっては、皮膚科や産婦人科、診療内科などを受診して、薬を処方してもらったり治療を受けたりするようにしましょう。