産毛が正常に育っていれば脱毛症が改善している証拠です


脱毛部から産毛が生え、その毛がだんだん育っていくことで、円形脱毛症が治ります。
どんな毛も生えたばかりの状態では産毛なので、脱毛症が改善に向かっているサインといえるでしょう。

脱毛部分から内側に向かって髪が育つのが一般的な成長の仕方であり、脱毛部の形が徐々に変化していきます。

生えてきた産毛が白髪でも心配はいりません

脱毛症になってしまった部分は手で触るとツルツル、ぶよぶよした感覚がします。
しかし外用薬や内服薬が効きはじめ、毛が生えるとザラザラした感触に変わってきます。

これが回復に向かっているサインであり、よく目をこらして観察すると、とても短い白髪が確認できるでしょう。

もともと黒い毛が生えていた部分に白髪が生えることはトラブル信号のように感じますが、脱毛症回復初期でよく見られる症状であり心配はいりません。

治り始めの段階で白髪だったとしても徐々に黒い毛が生えてくるケースがほとんどなので、安心してケアを続けましょう。

髪の毛が成長するに伴い黒く変化することが多く、全てが白髪になってしまうわけではありません。

白髪の産毛は肉眼では分かりにくいのですが、頭皮にかゆみを感じたり、手で触った感じが脱毛症になったばかりの時とは違ったりすることで気付きます。

白髪が少し生えてきた状態で成長がストップしてしまうこともあるので油断はできませんが、脱毛症回復段階に進んだと判断するサインとなります。

産毛を早く生やすために血行が重要です


産毛を早く伸ばして元の状態に戻すには髪の毛に十分な栄養を送る必要があり、頭皮の血行改善が有効です。

身体が冷えていると血行が悪くなるため、にんじんやごぼうなどの根菜類を温野菜にして食べましょう。

またしょうがや唐辛子などの薬味にも血流改善効果があるので、温かい汁物にはこれらの薬味を添えて食べるのがおすすめです。
カフェイン飲料や甘いものは身体を冷やしてしまうので、できるだけ避けましょう。

ストレスや睡眠不足によっても血行が悪くなり、髪の毛に栄養が届かなくなるため、身体に負担がかからない生活を送る配慮も必要です。

残業や休日出勤が続いて疲れがたまっているようなら、十分な休みをとり心と身体を癒したり、心配事が重なっているようなら問題解決に努めたりして、心身のバランスを整えていきます。

脱毛症は免疫機能の乱れから起こるものもあるため、ホルモンバランスを整える生活習慣も重要です。
脱毛症の治療効果をあげるためにも、毎日の生活リズムを見直してみましょう。

産毛が伸びない難治性円形脱毛症もあります

円形脱毛症のなかには、なかなか抜け毛が改善しないで徐々に広がってしまう「難治性円形脱毛症」もあります。
この症状は、産毛が生えたとしてもそこで成長が止まってしまい、改善できないケースです。

セルフケアで治療を進めている場合には、医師に相談し、適切なケアを仰ぎます。
医師の指導のもとでケアしている場合には、主治医に相談のうえで、よりよいアプローチを検討しましょう。

外用薬の種類を切り替えたり、内服薬の量を変えたりすることで、症状を早期改善できる見込みがあります。

難治性円形脱毛症になったからといって絶対に毛が伸びないわけではなく、正しいケアを根気強く継続すれば、再び毛が生えてくることもあります。

だんだん脱毛範囲が広がっていく全頭脱毛症や汎発性脱毛症の場合も同様であり、適切な専門家のもとでケアすれば改善が期待できるのです。

脱毛症の治療において大切なのは早くトラブルに気付き、正しい知識を持った人の診断を受けることです。

産毛が伸びないことを一人で思い悩んでも改善にはつながらないため、早めに医療機関で診察を受けましょう。

(まとめ)円形脱毛症治療中の産毛は治るサイン?

1.産毛が正常に育っていれば脱毛症が改善している証拠です

脱毛症の回復期の第一段階として産毛が生え、太くしっかりした毛に育つことで正常な状態へと戻っていきます。

産毛は脱毛症が回復しつつあるサインであり、歓迎すべき兆候といえるでしょう。

2.生えてきた産毛が白髪でも心配はいりません

回復初期段階では産毛が白髪のこともありますが、徐々に黒くなっていくケースがほとんどなので心配はいりません。

頭皮がかゆくなったり触ったときにザラザラした感じがあったりしたら白髪が生えていないか見てみましょう。

3.産毛を早く生やすために血行が重要です

産毛を早く成長させるには血行を良くして、十分な栄養を届けることが大切です。

日々の食事に身体を温める食品を取り入れ、十分な睡眠をとり、ストレスない生活を送りましょう。

4.産毛が伸びない難治性円形脱毛症もあります

産毛が生えてもなかなか伸びないとしたら、難治性円形脱毛症のリスクがあります。

セルフケアで治療しているなら医師に相談したり、主治医がいるようなら判断を仰いだりして、早期改善できる方法を考えましょう。