脱毛症の原因を特定し子供の気持ちを理解して応援しましょう


子供は見た目の違いに敏感なので、脱毛症がいじめの原因となってしまうこともあります。

脱毛症の子供を持つ親は、ナイーブな心理状態を理解して、サポートする心構えが重要です。
脱毛症治療と併行して、傷ついた心を癒すカウンセリングも検討しましょう。

子どもの脱毛症は自己免疫疾患によるものが多いです

子供の脱毛症は自己免疫疾患が原因で起こるケースがほとんどで、アレルギー体質の子供に発症しやすい傾向があります。

免疫反応が過剰になった結果として毛髪細胞も攻撃してしまって、髪の毛が成長が止まり脱毛症が起こります。

一部の毛だけが抜け落ちてしまう単発型や複数箇所に脱毛が見られる多発型、すべての毛が抜けてしまう全頭型までレベル感はさまざまです
また、徐々に症状が悪化することもあります。

親の体質が子供に遺伝することもあるため、自分が脱毛症になった経験がある方は、ややリスクが高まります。

子供の脱毛症治療にステロイドを使用する例は稀で、外用薬や血行を良くする薬を使って緩和することがほとんどです。

脱毛を気にしてふさぎ込んでしまうと心の成長にも影響するため、気分転換や楽しいイベントで気を紛らわすなど、脱毛症を気にすることなく生活できるよう配慮しましょう。

治療は小児科では対処できないこともあるので、皮膚科医での診断が必要です。
かかりつけの医師に紹介状を書いてもらうなどして、適切なケアを受けるようにしましょう。

子供用かつらを用意して通学をサポートする方法もあります


脱毛範囲が広くて、子供が気にする場合には、専用のかつらを検討します。
メディカルタイプを使用すれば通気性がよいので治療の妨げになることがなく、子供も安心して使えます。

またオーダーメイド対応なら自然なヘアスタイルになるように調整してくれるので、分け目や生え際が目立ちません。

いじめに発展する前にかつらを用意して着用しながら治療すれば、学校にも問題なく通うことができます。

学校の先生に事情を説明し、体育や課外授業などで周囲の目が気にならないように配慮してもらう準備も必要でしょう。

すでに脱毛症を周囲に気付かれて本人が通学を嫌がる場合は、担任の先生やスクールカウンセラーに相談して対策を考えましょう。

ムリ強いして通学させても心の傷が深まるばかりで、余計にストレスとなることがあります。
どうしたら子供の心を傷つけることなく通常に近い生活を送ることができるのかよく考え、慎重に対策を進めましょう。

脱毛症と抜毛症の違いを見極めましょう

自己免疫疾患の脱毛症と間違いやすい病気として、自分で毛を抜いてしまう抜毛症があります。
無意識のうちに髪をいじったり頭部を触ったりする癖がある子供は注意が必要で、癖を改善しないことには症状が改善しません。

「イライラした時に髪を抜くと落ち着く」といった認識が形成されることが主な原因です。

癖になり無意識にどんどん髪を抜いてしまうことで、脱毛症のように特定の部分の毛だけがどんどん薄くなっていきます。

爪を噛んだり皮をむいてしまったりする自傷行為の一つであり、親へのヘルプサインともいえます。

子供の感情を理解して温かく接していると良くなることも多く、専門医による治療より高い効果が得られることもあるのです。

抜毛症が疑われる場合は子供の様子をよく観察して、自分で引き抜いている様子が見られないか見守りましょう。

子供を得意とする精神科でケアすると改善に向かうこともありますが、子供自身が受診を拒否するケースも多く、ムリに連れていったことがトラウマとなると信頼関係に影響します。

親のみのカウンセリングが可能な病院もあるので、デリケートな心を傷つけないよう配慮しながら治療を進めていきましょう。

(まとめ)脱毛症が原因で子供がいじめを受けたら?

1.脱毛症の原因を特定し子供の気持ちを理解して応援しましょう

見た目の違いにデリケートな子供は脱毛症を理由に仲間はずれにされたり、からかわれたりすることがあり、心のケアを徹底する必要があります。

我が子が脱毛症になったら、苦痛を理解して見守る心を持ちましょう。

2.子どもの脱毛症は自己免疫疾患によるものが多いです

子供の脱毛症が起こる理由としては自己免疫疾患が考えられ、アトピー性皮膚炎を持つ子ほど発症しやすい傾向があります。

遺伝的要素も少なからず関係するので、自分が脱毛症になったことがあるなら、気をつけましょう。

3.子供用かつらを用意して通学をサポートする方法もあります

普段通りの生活をサポートする工夫として、子供用かつらを使う方法があります。

担任の先生やスクールカウンセラーに事情を話して、一定の配慮をお願いするサポートも必要です。

4.脱毛症と抜毛症の違いを見極めましょう

脱毛症と間違えやすい病気として自分で毛を抜いてしまう抜毛症があげられます。

子供の様子をよく観察し、自分で毛を引き抜いている様子は見られないか確かめてみましょう。