女性の脱毛症の種類はおよそ6種類です


男性に比べて毛量が多いといわれている女性ですが、そんな女性にも脱毛症は見られます。また女性の脱毛症の場合、原因が異なる脱毛症がおよそ6種類あるのです。

それは、びまん性脱毛症・円形脱毛症・分娩後脱毛症・牽引性脱毛症・脂漏性脱毛症・粃糠性脱毛症の6つになります。

女性で薄毛に悩んでいる方は、まず自分の脱毛がどの脱毛症に当てはまるのかを確認してから、正しい対策を行うことで効率的に改善することができるでしょう。

それぞれの脱毛症に原因があります

女性の脱毛症は主に6種類あるといわれています。それぞれの原因を紹介します。

びまん性脱毛症(女性男性型脱毛症)

男性型脱毛症と同じように、男性ホルモンが原因で発症してしまう脱毛症です。

女性の場合、女性ホルモンが多いため、男性ホルモンが原因で薄毛になることは少ないです。

しかし加齢や生活習慣によるホルモンバランスの乱れにより、女性ホルモンの分泌量が少なくなってしまうと、男性ホルモンの影響を受けやすくなり抜け毛が増えてしまいます。

円形脱毛症

これは女性に限らず誰でもなり得る脱毛症で、突然丸い穴のように髪の毛が抜け落ちてしまうというものです。

一度抜け落ちたとしてもまた髪の毛は生えてきますが、繰り返し円形脱毛症が起きてしまう場合は自己免疫疾患や自律神経障害などの病気が関わっている可能性があります。

牽引性脱毛症

髪型をポニーテールなどの髪を結うものにしている場合、髪の毛が常に引っ張られている状態で頭皮にも大きな負担がかかってしまい、それが原因で抜け毛が増えて薄毛となってしまうケースがあります。

これが牽引性脱毛症です。

また髪を結うだけでなく、いつも同じ分け方などをしていると生え際が薄くなる可能性があります。

分娩後脱毛症

女性特有の脱毛症であり、妊娠から出産にかけて体内のホルモンバランスが乱れ、出産後に一気に髪の毛が抜けてしまうものが分娩後脱毛症です。

一気に髪の毛が抜けてしまうので、病気と勘違いしやすいのですが、基本的には半年から1年後には髪の毛も元に戻ります。

粃糠性脱毛症

これはフケが原因で起きる脱毛症であり、頭皮から出たフケが毛穴に詰まって髪の毛の成長を止めてしまう脱毛症です。

パーマやカラーリングなどで頭皮が傷んでしまったり、フケがあるからと1日に何度もシャンプーをしたりすると粃糠性脱毛症になりやすくなります。

脂漏性脱毛症

頭皮の皮脂が過剰分泌され、その皮脂が毛穴に詰まってしまい炎症を起こしてしまうものが脂漏性脱毛症です。

頭皮が脂漏性皮膚炎や脂漏性湿疹になっている恐れがあるため、早めに医療機関へ相談しましょう。

脱毛症の原因と生活習慣は関係しています


上記でさまざまな種類の脱毛症を紹介しましたが、これらの脱毛症には生活習慣が関わっている可能性があります。

睡眠時間

睡眠と脱毛は関係のないようにみえますが、ストレスなどの面から非常に関係性が深いです。

睡眠時間が毎日十分に取れていない人の場合、ストレスもが蓄積され、それが自律神経に影響を与えてしまいホルモンバランスの乱れなどを引き起こします。

その結果、びまん性脱毛症や円形脱毛症などが発症される可能性があるのです。

また食生活が乱れがちで脂質の多い食事を取っていると脂漏性脱毛症になりやすく、過度なダイエットで食事制限を行うとびまん性脱毛症になってしまう危険があります。

このように脱毛症と生活習慣は深く関わっているのです。

生活習慣が乱れた生活を続けることで、薄毛が早く進行してしまう可能性があります。しかし一方で現在薄毛に悩んでいる方が髪や頭皮に悪い生活習慣を変えていくことで、抜け毛の量が減るというケースもあるのです。

生活習慣は、髪の毛だけでなく体の健康にも関わってくるものですから、改善できるように努めましょう。

原因が解決されれば薄毛が回復する可能性もあります

上記に挙げたそれぞれの脱毛症の原因を取り除くことができれば抜け毛や薄毛を改善することができる可能性があります。それぞれ対策方法を紹介します。

びまん性脱毛症

加齢が原因となるびまん性脱毛症の場合は、完全に改善することは難しいです。

しかし生活習慣の改善や育毛剤などの使用によって進行を遅らせることはできます。

また加齢だけでなく他の原因によるものなら、その原因を解決できれば脱毛症も改善することができ、髪の毛が生えてくることもあります。

円形脱毛症

円形脱毛症は自己免疫疾患や自律神経障害などの病気が関わっている可能性があるので、まずは医療機関に相談することが大切です。

また過度なストレスが要因となっている場合があるので、精神的にリラックスできるような環境を作るとよいでしょう。

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症の場合、髪型を変えることで改善される場合があります。

今までずっとロングだった髪型をショートに変えてみたり、ずっと右側に分け目を作っていたものを左側に分け目を作ったりするなど、いつもとは違うアレンジが効果的です。

分娩後脱毛症

分娩後脱毛症は半年から1年程度経過すれば髪の毛も戻るといわれていますが、高齢出産や産後ストレスと重なってしまった場合、なかなか戻らない可能性があります。

その場合は、医師への相談や、育毛剤や頭皮マッサージを使用するとよいでしょう。

粃糠性脱毛症

食事ではビタミン・ミネラルが不足している、肌に合わないシャンプーを使う、1日に何度もシャンプーをするなどの生活習慣や食生活の乱れが原因といわれています
そのためこれらを改善すれば自ずとフケの量も少なくなっていき、脱毛症の改善につながるでしょう。

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は食生活で脂質が多いものばかりをとっている、肌に合わないシャンプーの使用、さらにはシャンプーのすすぎ残しなどが原因です。

食事のバランスを整えて、シャンプーの洗い方や使っているシャンプーを見直してみましょう。

(まとめ)女性の脱毛症の種類はどのくらいある?

1.女性の脱毛症の種類はおよそ6種類です

女性では6つの脱毛症(びまん性脱毛症・円形脱毛症・分娩後脱毛症・牽引性脱毛症・脂漏性脱毛症・粃糠性脱毛症)があるといわれており、薄毛改善にはどの脱毛症なのか調べる必要があります。

2.それぞれの脱毛症に原因があります

脱毛症にはそれぞれの原因があります。

たとえばびまん性なら男性ホルモン、円形脱毛症は自己免疫疾患、牽引性は髪型などのように、脱毛症によって原因は異なるのです。

3.脱毛症の原因と生活習慣は関係しています

脱毛症には色んな種類があり、それぞれ原因も異なりますが、生活習慣が深く関わっているといわれています。

生活習慣が乱れていることでホルモンバランスの乱れなどにつながり、脱毛症になってしまう恐れがあるためです。

4.原因が解決されれば薄毛が回復する可能性もあります

それぞれの脱毛症の原因を解決することで抜け毛を減らし、薄毛も改善できる可能性があります。

そのため自分の薄毛がどれに当てはまるのかを確認し、それぞれの脱毛症の解決策をチェックしてみましょう。